小学館がマダミスアプリ『ウズ』で新作3作品をリリース
2023年10月3日、株式会社小学館はマーダーミステリー(通称マダミス)通話アプリ「ウズ」にて新作3タイトルをリリースすることを発表しました。この新たな取り組みは、人気漫画を原作にした新たなエンターテインメント体験を示唆しています。
マダミスとは?
マダミスは、プレイヤーがキャラクターになりきり、謎解きを行うボードゲームに近いスタイルのオンラインゲームです。プレイヤー同士が意見を交わしながら、事件の真相を探ります。このゲームは特に、ストーリーテリングとプレイヤーのインタラクションを重視しており、没入感が魅力です。
小学館の新作タイトル
今回リリースされる3作品は、様々なジャンルとスタイルを持ち、驚異的な緊張感と楽しさをプレイヤーに提供します。
1. 裏バイト:逃亡禁止たつ子の謎
本作は、2020年に「マンガワン」で連載が始まったホラー漫画『裏バイト:逃亡禁止』を基にしています。 物語は、黒嶺ユメと白浜和美という二人のヒロインが、裏バイトをしながらさまざまな怪物や人間たちから命を狙われるスリリングな展開が特徴。新作ゲームは、10巻に収録された「美術館スタッフ」編を元に、プレイヤーが直接恐怖を体験できる形で作り上げられています。
2. 探偵シド・アップダイクKOBUSHI CLUB
シリーズを重ねることで人気を博している探偵シド・アップダイクの新作も登場。未来を見通す力を持つこの探偵が再び事件に挑みます。この作品では、人気声優・福山潤さんがキャラクターボイスを担当し、より一層の深みと楽しさを加えています。
3. 旧校舎肝試し殺人事件
そして、最後の作品「旧校舎肝試し殺人事件」はVRマーダーミステリー団体「イマーシブクラウド」がシナリオを手がけた初心者向けのオリジナル作品です。夜の学校に忍び込んだ中学生たちが巻き込まれる殺人事件が柔らかい漫画スタイルで描かれるため、テキストが苦手なプレイヤーでも楽しむことができます。
アプリ「ウズ」の特長
「ウズ」は、ユーザーが手軽にマダミスを体験できる通話アプリです。アプリを通じて、全国のプレイヤーと一緒に議論を楽しんだり、シナリオを実行したりすることができます。また、準備や進行はアプリが管理するため、ゲームを初めてプレイする方でも安心です。現在、1000以上のシナリオが掲載されており、今後もその数は増加する予定です。
まとめ
今回の小学館のマダミスへの本格参入は、デジタルエンターテインメントの新たな形を示しており、プレイヤーに未体験の物語体験を提供することを目的としています。これからの展開に期待しましょう!