日本の美を再発見する祭典、KOUGEI EXPO IN ISHIKAWA
2024年11月8日から10日の間、石川県金沢市では「KOUGEI EXPO IN ISHIKAWA」(第41回伝統的工芸品月間国民会議全国大会)が開催されます。このイベントは、全国の伝統的工芸品が一堂に集まり、その魅力を広める特別な機会です。メイン会場は「石川県政記念しいのき迎賓館」と「金沢21世紀美術館」で、開催に先立ち、特設サイトが10月18日に公開されます。
伝統工芸品の価値と魅力
「KOUGEI EXPO」は、1984年に始まり、毎年11月を伝統的工芸品月間として定め、全国各地の優れた工芸品を紹介しています。参加者は年々増加し、2023年には約10万人が来場しました。この伝統文化は、国の指定を受けた241品目以上の工芸品によって、四季の風情を愛でながら私たちの生活を支えてきました。
メインテーマと復興のメッセージ
今回の大会は「工芸の底力・復興の翼 ~石川から未来につなぐ、日本の美技~」をテーマに掲げています。特に、今年1月に発生した能登半島地震や9月の豪雨による影響を受けた地域の工芸品産業の復興を目指し、多くの職人たちにエールを送ることを目的としています。石川から全国への発信を行い、工芸品の素晴らしさを広めます。
イベント内容と見どころ
1.
TEWAZA LIVE(製作体験・製作実演) では、参加者が職人の技を間近に見ながら、工芸品の製作過程を体験できます。この活動を通じて、手作りの魅力を再認識することができます。
2.
CRAFT MARKET(展示・販売) では、厳選された全国の工芸品が販売され、作り手との対話も楽しめます。実物を直接見て、触れて選ぶことができる貴重な機会です。
3.
第26回日本伝統工芸士会作品展 では、伝統工芸士による優れた作品が展示され、その技術と美を堪能できます。
4.
石川の経済産業大臣指定伝統的工芸品 のコーナーでは、輪島塗や加賀友禅など、世界で誇れる10品目の展示や体験、販売が行われます。
5.
石川の県指定・稀少伝統的工芸品 も見ることができ、珠洲焼や美川仏壇など、歴史ある工芸品の製作過程を体感できます。
開催概要
- - 名称: KOUGEI EXPO IN ISHIKAWA(第41回伝統的工芸品月間国民会議全国大会)
- - 会期: 2024年11月8日(金)~10日(日)
- - 場所: 石川県政記念しいのき迎賓館、金沢21世紀美術館、石川県立歴史博物館、金沢中央観光案内所など
この祭典は、伝統工芸品の魅力を多くの人々に届けるだけでなく、復興の象徴的な場ともなることでしょう。ぜひ、金沢市で日本の美しい文化に触れてみてください。
イベントに関する詳細は、
公式特設サイトをご覧ください。