逗子市の中学生に贈る金融教育授業
2025年2月4日、神奈川県逗子市の沼間中学校で、株式会社バイアンドホールドの代表取締役社長、山口貴大氏が主催する金融教育授業が行われました。この取り組みは、地域の金融リテラシー向上を目指し、約250名の中学1・2年生に向けて行われました。
金融リテラシー向上への強いメッセージ
山口氏は、YouTubeで「ライオン兄さん」として知られ、資産運用に関する情報を発信している人物です。彼は2022年から特別講師として金融教育の授業を行っており、中学生にお金の知識を楽しく学んでもらう機会を提供しています。この日の授業では、逗子市長の挨拶の後に山口氏が登壇し、金融の基本知識をゲームやクイズを交えて解説しました。
授業では「お金の価値」や「収入と支出のバランス」、「将来を見越したお金の使い方」など、具体的なテーマを扱い、学生たちが積極的に参加できるような工夫がされました。このようなアプローチにより、参加者は実生活に役立つ金融知識を楽しみながら学ぶことができました。
若い世代への思い
授業後、山口氏は「若い世代に金融リテラシーを理解してもらうことは、未来の選択肢を広げる重要な要素です」とコメント。この授業を通じて、金融教育の必要性を強く訴えかけ、今後も逗子市や全国の学校での取り組みを続けていく意欲を示しました。
金融教育の重要性
日本では、金融リテラシーが不足しがちですが、特に若い世代にとっては将来の経済的自由を獲得するためのカギとなることが多いです。山口氏のように、積極的に教育現場での活動を行う人物が増えることは、今後の社会にとっても大変重要です。
山口貴大(ライオン兄さん)のプロフィール
もともとネット関連会社の会社員として8年間働いた後、サービス業関連の会社を起業し、2018年に事業を売却。その後、米国株を中心に資産運用を行い、経済的自由を達成。彼のマネースクールは、日本マーケティングリサーチ機構調べで「投資家が推奨するお金のスクール」などの3冠を獲得しています。また、世界的にも評価された実績を持っており、2022年には著書『年収300万円 FIRE 貯金ゼロから7年でセミリタイアする「お金の増やし方」』を出版しました。
今後の展望
山口氏は、さらに多くの学校との連携を進め、金融教育の普及を目指しています。また、バイアンドホールドでは希望される教育機関に対して、彼を特別講師として招く活動をボランティア形式で行い、費用は一切かからない仕組みを設けています。金融教育のニーズが高まる中で、このような活動がより多くの学生に影響を与えることを期待しています。これからの若者たちの未来に向けた鍵となる「金融教育」の重要性がますます高まります。