日本産りんご輸出
2023-04-27 10:22:38
日本産りんごのインド輸出開始!冷温コンテナで鮮度を保つ
日本産りんごがインド市場へ!
日本の農産物、特に青森県産のりんごがインド市場で注目を集めています。2022年3月にインド向け日本産りんごの輸出が解禁されたことを受け、株式会社ビルドストーンが本格的に輸出事業を開始しました。彼らは農林水産省の補助を受け、今年の2月から国内での生産と輸出を進めてきました。
冷温コンテナによる輸送
ビルドストーンは、青森県産の「サンジョナゴールド」という品種のりんごを10kgのケースに詰め、特別に設計された冷温コンテナで横浜港からインドへ向けて出荷しました。この冷温コンテナは0℃から2℃に設定され、長期間の海上移動にも活躍します。
2023年2月27日に輸送が開始され、3月26日には妥当な期間をかけてインドのナバシェバ港に到着。インド側では、通関手続きと食品安全基準局(FSSAI)の審査を経て、4月14日に無事にバイヤーへ引き渡されました。輸送期間は47日とやや長かったものの、輸送途中の状態は良好で、りんごの鮮度はしっかりと維持されていました。
品質保持のための先端技術
今回輸出されたりんごには、通常の鮮度維持技術であるスマートフレッシュ処理に加えて、ビルドストーン独自の「プラズマ活性水(CHEFER WATER)」による衛生処理が施されています。このCHEFER WATERは、化学物質を使わず、空気と水から作られる機能性水で、りんごの表面を洗浄し衛生管理を行っています。この取り組みは、輸送中の鮮度と品質を保つ大きな要因となっています。
NON-GM証明書の取得
また、インド向けの食品輸出には新たに農林水産省が発行するNON-GM証明書が必要であり、ビルドストーンはその第1号を取得しました。これにより、ビルドストーンは今後の輸出事業において、信頼性の高い取引が可能となりました。
巨大市場での展望
インドは2023年中に世界最多人口となる見込みの巨大市場です。ビルドストーンはこの市場において、日本産りんごの輸出拡大を目指しています。今回の経験とノウハウを生かし、日本の農産物を世界に広める新たな一歩を踏み出しました。食品輸出のみならず、さまざまな分野での国際貿易が進展することが期待されています。
まとめ
日本産りんごのインド向け輸出は、冷温管理や衛生技術に支えられ、成功裡に進行しています。このような取り組みが、今後の国際市場において日本の農産品が選ばれるための鍵となることでしょう。ビルドストーンの今後の展開から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ビルドストーン
- 住所
- 東京都港区赤坂3-21-20赤坂ロングビーチビル4F
- 電話番号
-
03-6277-8215