福岡、神戸を振り切って逆転勝利をおさめる
2024年12月28日、B.LEAGUE 2024-25シーズン第15節が行われ、ライジングゼファーフクオカが兵庫県の神戸ストークスに対して76-74で逆転勝利を収めました。この試合で福岡は連勝記録を19にまで伸ばすことに成功しました。
試合の展開
試合はアウェーゲームとして行われ、福岡は18連勝の勢いを背に挑みました。試合開始早々、福岡の#25バーレルがダンクシュートを決め、チーム初得点を獲得しましたが、その後は神戸#22エイドリアン選手の連続3ポイントシュートに押される形になりました。福岡は#1中村選手の投入でディフェンスを強化し、相手のシュートを次々と阻止していきます。
さらに、#23村上選手にパスを通す等、相手の攻撃をしのぎながら得点を重ねることに成功しました。しかし、神戸のチョンディー・ブラウンジュニア選手の活躍もあり、得点差は一進一退。試合は思った通りの厳しい展開が続きました。
後半の流れ
後半は更なる接戦となり、福岡が先に得点して同点に追いつくも、ミスから再びリードを失う厳しい場面も。しかし、残り7分38秒の時点から福岡はゾーンディフェンスを敷き、この戦略が奏功します。#3西川選手がコーナーから3ポイントシュートを沈め、チームの流れを再び引き寄せました。
その後、中村選手やブラウン選手も得点を重ね、試合終盤で何度もリードが入れ替わる展開に。残り20秒を切った場面で、#3西川選手が決定的な3ポイントシュートを決め、ついに逆転に成功しました。試合は76-74で終了し、福岡が見事に勝利を手にすることとなりました。
観戦後のコメント
試合後、福岡の浜口炎ヘッドコーチは、「最終的に選手たちがよく我慢して、最後のチャンスをしっかりものにしてくれた」と振り返りました。また、西川選手は「厳しい試合で勝てたことが唯一の良かった点」と語り、これからの試合に向けて反省点を明確にし、さらに高みを目指す意気込みを見せました。
バーレル選手も「セカンドチャンスをつかめなかった点は修正すべき」と述べ、さらなる向上を目指す姿勢を見せました。福岡は残り1試合を控え、勝利を収めるために気を引き締める必要があります。
次回の試合ではさらなる成長を期待しつつ、観戦するファンも楽しみに待ちたいところです。