Prox Industries、自律双腕ロボットデモの開発を開始！2026年ロボデックスへ向けて

Prox Industries、自律双腕ロボットデモの開発を開始！

Prox Industries株式会社が、Franka Robotics GmbH社製の高性能協働ロボット「Franka Emika Research」を活用して、自律双腕タスクデモの開発をスタートしました。この取り組みは、2026年1月に東京ビッグサイトで開催予定の「第10回ロボデックス（ロボット開発・活用展）」での展示へ向けて進行中です。ここでは、AI技術と協働ロボットが融合した未来の製造現場像を提案します。

開発の背景と目的

近年、製造業の現場ではAIやロボティクス技術を活用した自律化の動きが加速しています。この流れに応じ、Prox IndustriesではAIを駆使した動作計画やセンシングを取り入れたロボット制御技術（Physical AI）の研究開発に注力しています。具体的には、自律的に状況を判断し、人間のように柔軟に行動するロボットが求められています。

今回のデモ開発においては、「Franka Emika Research」が提供する高精度な動作により、物体の把持や組立、操作といった双腕での協調タスクを自律的に行う様子を構築する予定です。展示では、AIによる環境認識と自動的な動作生成の組み合わせによって "人のように考え、動く" ロボットの未来像を具体的に示します。

展示会情報

承知しておいていただきたいのは、今回の展示会が開催される「ロボデックス」は、最新のロボット技術を一堂に集めた貴重なプラットフォームです。
- 展示会名: 第10回ロボデックス（ロボット開発・活用展）
- 会期: 2026年1月21日（水）〜23日（金）
- 会場: 東京ビッグサイト南展示棟
- 出展ブース: Prox Industries株式会社（小間番号：S7-15）

さらに、主催はRX Japan株式会社が行っています。展示の詳細は主催者のウェブサイトより確認できます。

リョーサンによるご協力

本プロジェクトでは、協力企業として株式会社リョーサンが重要な役割を果たしています。リョーサンは、ドイツのFranka Robotics GmbH社の日本唯一の正規代理店として、産業・研究分野における協働ロボットの導入をサポートしています。今回のデモ機は借与されており、リョーサンが持つ専門知識とネットワークが本プロジェクトの成功に寄与しています。

Prox Industriesの企業理念

Prox Industriesは、2024年に創業した新しい企業で、「Japan as No.1 in Manufacturing」を掲げています。東京大学での研究を基に、日本の製造産業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援することをミッションとしています。自動車や輸送機器、航空宇宙といった多様な業界で、画像認識や予知保全、Physical AIなどを駆使しているのが特徴です。たとえ技術検証（PoC）に留まらず、要件定義から実装、運用までの一貫したサポートを行っています。

さらなる成長に向けて

現在、Prox Industriesは新たな成長を支える人材を募集しています。PM職、AIエンジニア職、ロボティクスエンジニア職、ソフトウェアエンジニア職など、多彩な職種でのエントリーを歓迎しています。詳細はProx Industriesの公式採用サイトにてご確認ください。

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この取り組みは、自律ロボットによる生産性向上を目指すものであり、期待が高まります。2026年の展示に向けて、今後の進展にも注目が集まります。

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