自治体AI zevoに「Claude 3.5 Haiku」が加わる
2024年11月5日(火)、自治体AI zevoに最新の言語モデル「Claude 3.5 Haiku」が新たに導入されました。この新しいモデルは、前モデル「Claude 3.5 Sonnet」と比べてコスト面での優位性を持ち、さらに多くのユースケースに対応しています。これにより、自治体はより効率的に情報を処理することができるでしょう。
Claude 3.5 Haikuの特徴
Claude 3.5 Haikuは、旧バージョンのClaude 3 Haikuからの改良を重ね、スピードとコストのバランスを実現しています。具体的には、これまでの最大モデルであるClaude 3 Opusに匹敵するパフォーマンスを実現しています。このモデルが特に優れているのは、すぐれた応答時間や、迅速で正確なコード提案を行える点です。
自治体におけるカスタマーサービス向けのインタラクティブなチャットボットや、教育プラットフォーム、eコマースソリューションなど、さまざまな分野で活躍できる可能性があります。
利用開始とコストについて
この「Claude 3.5 Haiku」は、2024年11月5日18時より、全利用自治体向けにサービス提供が開始されています。今回、新モデルの導入にあたって、自治体AI zevoはユーザーに従来のHaikuのプランと変更なく、同じ文字数を提供することを決定しました。
内部的な入出力の文字コストが旧バージョンよりも増加していますが、これを考慮した上で、ユーザーは追加の費用なしで新しい機能を利用できます。また、すべての環境で「利用禁止」となっているため、実際に使用する際には組織管理者による許可が必要です。
シフトプラス株式会社について
シフトプラス株式会社は、2006年に設立され、大阪市西区に本社を持つ企業で、地方自治体向けのシステム開発や業務委託サービスを手掛けています。同社は「ふるさと納税」管理システムの自社開発を行っており、全国の500以上の自治体に導入されています。これまでに日本の寄附額の約50%を管理しており、地方自治体に欠かせない存在となっています。
今後も自治体AI zevoでは、利用できる生成AIモデルを積極的に増やしていく方針です。新しい技術を活用し、自治体の業務効率向上に貢献していくことに期待が高まります。