探究学習の連携
2025-08-12 22:05:25

岡山大学と倉敷青陵高校が探究学習で共同支援、地域教育の未来を築く

岡山大学と倉敷青陵高校の探究学習支援



国立大学法人岡山大学(岡山市北区、学長:那須保友)は、2022年度から倉敷青陵高等学校との連携を開始し、探究学習の支援を行っています。この取り組みは、2025年度で4年目に突入し、岡山大学データサイエンス部(DS部)の学生たちが中心となって、同校生徒の探究活動をサポートしています。

探究活動支援の具体的な内容



2025年7月9日、岡山大学の学生7名が倉敷青陵高校を訪れ、生徒たちとともに探究の課題設定や活動計画についての相談を行いました。生徒たちは、「自己興味に基づく探究」として、様々なテーマに取り組んでおり、岡山大学の学生が伴走することで、より深く探究を進めることが可能になっています。

DS部の学生は、情報の収集や分析、発表準備など、さまざまな段階で生徒を支援しています。これにより、生徒たちは主体的に学びを深め、質の高い探究活動を展開することができているのです。また、訪問は今年度2回目であり、今後も10月および12月に支援を行う予定です。

継続的な支援が生徒と教員に与える影響



倉敷青陵高校の校長である泉浩明氏は、「4年前から岡山大学の学生たちの協力を得たことで、探究が以前に比べて速く、深く進んでいる」と語ります。このように、大学生との連携によって新たな視点を得た生徒たちは、探究活動に対する意欲も増しているようです。

さらに、初年度に支援を受けた生徒が本学に進学し、現在はDS部の一員として後輩に指導を行うなど、支援の好循環が生まれています。高校時代に経験した学びをもとに支援する立場となることは、教育の新たな形を物語っています。

教育の未来に向けたさらなる展望



岡山大学は、教育界のニーズに応えながら、探究活動やDX教育支援を積極的に展開していく方針です。生徒や教員の成長を促し、地域における教育の質を向上させることを目的としています。以下の取り組みも続けていく予定です。

  • - 多様なテーマでの探究学習:高校の生徒たちは現在、8つの分野にわたって98グループに分かれて探究を行っています。ここには生徒だけでは追求しきれないテーマも含まれており、大学生の専門的な知識のサポートが必要不可欠です。
  • - 地域との連携拡大:岡山大学の取り組みは倉敷青陵高校にとどまらず、県内各地に広がりを見せています。「DXハイスクール」支援の活動も、多くの高校に展開され、地域全体の教育環境を向上させています。

まとめ



岡山大学と倉敷青陵高校との連携は、学生の学びを深めるだけでなく、地域の教育環境全体を豊かにする重要な試みです。今後の展開にもぜひ注目していきたいものです。魅力的な教育実践が広がる中で、岡山大学の今後の活動にも大いに期待が寄せられています。


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会社情報

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国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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