山上建設、人財育成強化のため日本SHOKUNIN総研に加入し成長を目指す

山上建設が人財育成を強化

株式会社山上建設は、栃木県河内郡に所在し、足場工事や塗装工事を手掛ける企業です。2014年に創業し、これまで数々の課題を乗り越えてきましたが、特に従業員の定着率の低さに苦しんできました。それを克服するために、同社は一般社団法人日本SHOKUNIN総研に加盟しました。

コミュニケーションの改革

創業当初、私たちのチームはスムーズなコミュニケーションに難点があり、仲間の退職を招く要因となっていました。そこで私はコミュニケーションの重要性に気づき、改善に取り組みました。仲間との関係を深める努力を進める中、外部との交流の重要性も認識。この過程で、多くの人々と交流し、彼らからの助言を受けることで、社員との関わり方も改善されました。

その結果、従業員の定着率は著しく向上し、売上も約5倍に拡大。現在は20名以上のスタッフを抱えており、企業としての基盤を強固なものにしています。

若手教育への注力

山上建設の人財育成においては、未経験の若手人材を育てることに力を注いでいます。経験者よりも、新たな才能を一から育てることを重視し、毎月行う勉強会やロールプレイングで実践的なスキルを学ばせています。若手職人が現場での経験を通じて、一人前に成長できる環境を作り上げています。

これからも、より多くの人材を育成し、建設業界全体の活性化に貢献していきたいと考えています。多様なバックグラウンドを持つ人財をどのように成長させるかが、私たちの新たな課題です。

日本SHOKUNIN総研加入の意義

今回、日本SHOKUNIN総研に加盟することを決意したのは、建設業界が抱える人財課題に取り組むためです。独立はしやすいが、定着率を改善することが難しい現状を打破したいと考えています。

JSiの活動を通じて、同業他社との連携を深め、解決策を模索したいです。建設業界においても、若者が定着し成長できる環境を整えていくことが求められています。今後、若手経営者としても、より多くの若者がこの業界に憧れを抱けるような環境を提供できるよう努力していくつもりです。