ノウキナビの取り組み
2015-04-30 18:00:02
農機の流通を革新するノウキナビ、会員数拡大の見込みと取り組み
中古農機流通支援サイト「ノウキナビ」の歩み
昨今、農業分野においてもデジタル化が進行しています。それを象徴する存在が、中古農機流通支援サイト「ノウキナビ」です。このサービスは、2014年9月よりスタートし、農機業界に新たな風を吹き込んでいます。現在、販売店会員数は100件、農家会員数は200件を超える見込みであり、登録された中古農機の数も400件に達することが期待されています。
初期のキャンペーンと会員増加の軌跡
「ノウキナビ」は、2014年11月から2015年3月にかけて「農機販売店向けモニターキャンペーン」を実施し、システム利用料金を1年間無料としました。このキャンペーンは、販売店との関係構築や流通の促進を狙ったもので、多くの新規会員を呼び込むことに成功しました。
具体的な数値として、登録会員は2015年の初頭から急増し、4月には販売店会員52件、農家会員133件を突破。特に、農家向けにはSNSやブログを通じて広報活動を行い、会員の認知度を向上させてきました。
新機能の追加と会員登録数の見込み
最近の取り組みとして、月ごとに新機能を追加する施策が始まっています。これにより、利用者の視点に立ったサービス改善を行い、会員登録のさらなる増加を図っています。農業の変革を志向するノウキナビが、どのようにユーザーの利便性を高めているか、今後の動向が注目されます。
農業の未来を変える理念
「私たちは農業を変えたい」という強い信念のもと、保守的な農業界に新たな視点やアプローチを持ち込み、農業人の繁栄を実現するためのサービスを提供しています。販売店の顧客管理や農家の生産計画支援、さらにはeコマースといった多彩な機能を通じて、流通の円滑化を図っています。
自社開発の強みを生かしたサービス
「ノウキナビ」は、デザインからシステム開発までを自社で行う強みがあります。これにより、ユーザーからのフィードバックを活かし、さらなる改善や新機能の追加が可能です。農業の現場での声を反映させながら、サービスの多様化と品質向上を目指しています。
会社概要と今後の展開
ノウキナビを運営しているのは、長野県東御市に本社を構える「株式会社唐沢農機サービス」です。2007年に設立され、資本金は1,000万円。新品農機の販売から修理、再生、ウェブショップ運営に至るまで、幅広い業務を展開しています。これからの農業に求められるスピード感と柔軟性を持ったサービス運営を追求し、「ノウキナビ」を通じて業界内外の信頼を築いていくことでしょう。
結論
「ノウキナビ」は、農業界の変革の一翼を担うサービスとして、今後も注目を集めることが予想されます。その取り組みはもちろん、利用者のニーズに寄り添うサービスの充実に向けた努力こそが、真の意味での農業の未来を切り開く力となるのです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社唐沢農機サービス
- 住所
- 長野県東御市滋野乙3012-1
- 電話番号
-
0268-62-5262