グリーンエナジー&カンパニー、情報誌「GREEN MOOK」を発行
株式会社グリーンエナジー&カンパニーが2026年9月8日、情報誌「GREEN MOOK」の創刊号を発行しました。この号のテーマは「電気をためる」。
創刊号の内容
「GREEN MOOK Vol.1」では、2022年に電気事業法に規定された「系統用蓄電所」の重要性に焦点を当てています。蓄電所がどのようにして仕事や電力市場に影響を与えるのか、その全貌を探ります。また、蓄電技術の歴史や2050年のエネルギーに対するビジョンも提案されています。
背景と必要性
GREEN MOOKの構想は2024年初めに始まりました。新たなエネルギーインフラの必要性が社会の具体的な課題として浮上している中で、蓄電所が果たす役割がより明確になっています。この情報誌は、系統用蓄電所に関連する新たな仕事やプロセスについて、六つのフェーズに分けて紹介します。
見どころ
蓄電所とその運営
特に注目すべきは、「系統用蓄電所」とそれを支える人々や仕事についての詳細です。広島県三次市にある三次蓄電所を取材し、内部の設備や運営に必要な知識を紹介しています。技術面だけでなく、ここで働く社員の視点を通じて、土地選定や電力系統との接続、制度上の調査など、多岐にわたる業務を掘り下げます。
例えば、土地の選定時にはどのような条件を考慮するべきなのか、電力系統に接続するためにはどのような手続きを踏む必要があるのか、といった点を詳しく述べています。また、2026年3月に制度が変更される新たな低圧系統用蓄電所の可能性についても触れています。
エネルギーの視点の広がり
さらに、宇宙138億年の時間をさかのぼり、サステナビリティについての深い思考を促進します。東京大学名誉教授の日江井榮二郎と代表取締役の鈴江崇文との対談を通じ、エネルギーの過去と未来に関する知見を得ることができます。
「電気をためる技術の歴史」と題されたインフォグラフィックでは、18世紀から現在までの蓄電技術の変遷が描かれており、過去に存在した電池技術との対比がなされています。また、2050年の社会やエネルギーの在り方を考慮した「FUTURE MAP」も掲載されており、未来の生活にはどのようなエネルギーが必要となるかを視覚的に示しています。
COP29/30の取り組み
他にも、これまで講じたCOP29やCOP30での取り組みや、「マイクロGX」という分散型エネルギーモデルの紹介も見逃せません。また、太陽光パネルを装備したトレーラーハウスや徳島県上勝町のクラフトビール醸造所の訪問記も載っています。
次号・電子版の展望
今後も「GREEN MOOK」は継続的に発行予定で、次号は2027年1月に発行する計画です。電子版の展開も視野に入れており、エネルギーに関する広範な情報を届けることを目的としています。社内での制作体制を強化し、より多くの読者に向けた情報発信に取り組んでいく考えです。
企業のビジョン
最後に、グリーンエナジー&カンパニーは「新しい常識で、地球と人をグリーンにする」というパーパスを掲げ、再生可能エネルギーの普及に努めています。全国に展開する蓄電所の整備を通じて、ネットゼロ社会の実現にも貢献することを目指しています。情報誌「GREEN MOOK」は、その取り組みの一部として進行中のエネルギー改革の重要な情報発信源となることでしょう。