桐生市発信!UNDERCOVER高橋盾氏主演の短編映画を上映する映画祭が開催
2011年6月16日から26日まで、アジア最大級の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」が開催されます。この映画祭は、桐生市とみどり市を舞台としたショートフィルムを紹介し、同時に桐生青年会議所の55周年と桐生市の90周年を祝うイベントとして位置付けられています。
本記事の目玉は、桐生出身のファッションデザイナー、UNDERCOVERの高橋盾氏が主演するドキュメンタリー作品が上映されることです。高橋氏は、2011年のパリコレクションに向けた3ヶ月間の様子を追った作品で、桐生の織物の工場での手作業や日常生活が描かれています。この映画は、観る人に桐生市の魅力を伝える重要な要素となるでしょう。
映画祭の特徴
SSFF & ASIAは、米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭で、毎年世界中から集まる約4000本の作品が上映されます。本映画祭では、多様な映画監督の作品が展示されるだけでなく、未来の巨匠を発掘する場ともなっています。特に桐生市とのコラボレーションは、地域の文化とアートを結びつける重要な試みに成長しています。
今回の映画祭で上映される短編映画は全4作品で、以下の内容です。
1. 『a Documentary film of UNDERCOVER』
監督: 永戸鉄也
尺: 25:00
桐生市、東京、パリを舞台にし、3年ぶりのパリコレ参加に向けて高橋氏の過程を綴ったドキュメンタリー。
2. 『桐生の風』
監督: 栗城弘一郎
尺: 20:00
ダンスチームのリーダーが、夏祭りの大会での優勝を目指して仲間と共に新しいダンスを創作する様子を描く青春ドラマ。
3. 『また、あした』
監督: 近藤一彦
尺: 20:00
服作りに喜びを感じる少女が、象の飼育係との間で不思議な再会を果たすファンタジー作品。
4. 『蒼い手』
監督: 中江和仁
尺: 20:00
故郷の藍染め工場に帰った母親とその息子の心の葛藤を描いた作品。
これらの作品は、桐生市内の様々な名所をロケ地としており、観客は街の魅力を再発見することができます。また、映画祭の一環として、チャリティイベントも行われ、収益の一部は東北地方太平洋沖地震の被災地に寄付される予定です。
期間と会場
- - 日程: 2011年6月16日(木)〜26日(日)
- - 会場: 表参道ヒルズ スペース オー、ラフォーレミュージアム原宿、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、シネマート新宿、ブリリア ショートショート シアター(横浜開催)
映画祭の詳細情報は、公式サイトでご確認ください。桐生市から織りなす映画の魅力に、ぜひ触れてみてください!