デジタル民主主義プラットフォーム「Surfvote」とは
Polimill株式会社が提供する「Surfvote」は、デジタル民主主義を実現するプラットフォームで、最近、月間アクセス数が60万PVを超えたことが報告されました。このサービスは、社会の様々な課題や問題を「イシュー」として提起し、広く公表しています。
Surfvoteの特徴
Surfvoteでは、専門家や大学教授、地方自治体など、多角的な視点から社会課題が取り上げられ、誰でも気軽にこれらの問題に触れることができます。参加者はアカウントを登録することで、自身の意見に基づく選択肢に投票できたり、コメントを投稿することもできます。これにより、他のユーザーと意見を交換しながら議論を深めることが可能です。
同社は、社会の分断や対立ではなく、異なる意見を持つ人々が共通の価値観を見つけられる場を目指して、日々サービスを改善しているとのことです。
現在のイシューの一例
Surfvoteでは現在、「国会議員政策担当秘書は資格試験合格者に限るべきか?」という議題が取り上げられています。これは、政策秘書の役割のあり方について議論されており、実際には選挙活動や政治資金集めを行う者が多くなっている現状についての意見が交わされています。
さらには、「とりあえず投票するは社会にとって悪いことか?」というテーマについても考える機会を提供しており、政治学者ブレナンの『投票の倫理学』をもとにした議論が展開されています。
ユーザー投票の新企画
最近、SurfvoteはPHP研究所が発行する月刊誌『Voice』と連携した新しい企画を立ち上げました。この企画では、『Voice』の記事をSurfvoteに掲載し、ユーザーがテーマについて投票することができる仕組みです。人々は記事から得た知見をもとに、政策への意見を発信し、議論を深めることができています。
地域貢献に向けた取り組み
また、Surfvoteは三重県とも提携し、「県民提案予算」にて地域の問題に対する意見を募集しています。これにより、県民が直接意見を寄せることができる新たな試みが進行中です。これらの取り組みを通じて、より多くの人が社会課題に関心を持ち、意見を表明できる場所としての役割を果たしていきたいと考えています。
Polimill株式会社のビジョン
Polimill株式会社は創立4年目のICTスタートアップで、印象的な進展を遂げており、各種専門領域に特化したAI「QommonsAI」や、参加型SNS「Surfvote」を手がけています。QommonsAIは300以上の地方自治体や政府機関で導入され、このプラットフォームもまた、全国の社会課題や地域の問題を提起し、意見を集める場を提供しています。
彼らは、デジタルに駆動される社会を実現するために、AIの力を活用しながら、誰もが気軽にルールづくりに参加できる環境を目指しています。これからもSurfvoteは関心の高い課題に取り組みつつ、社会参加の場としての機能を強化していくことでしょう。
人気の高いこのプラットフォームは、今後どのような発展を遂げるのか、引き続き注目していきたいです。