パナソニック、スマートビル共創機構に参画
パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社が、スマートビル普及と促進を目的とした「一般社団法人スマートビルディング共創機構」に参加することを発表しました。2025年4月に設立予定のこの団体は、スマートビルに関連する企業や団体が協力し、新たな技術やサービスを生み出すためのプラットフォームとなることを目指しています。
スマートビル共創機構の設立背景
この機構は、「スマートビルディング共創機構」発起人会を通じて設立の準備を進めており、2024年1月からスタートした設立準備会には115社以上が参加しています。発起人会は、スマートビルに関わる先端技術の利用を促進し、国際的な競争力を高めることを目指しています。
設立趣意書には、データの活用を通じた新産業の創出や、関係者の人材育成、技術標準化といった目標が掲げられており、会員企業は様々な分野から集結します。これにより、業種や分野を超えた協働を通じ、よりスマートなインフラの実現が期待されています。
組織体制と役割
新団体は、社員総会や理事会、幹事会員会から成る主要な構成を持ち、広く会員を募集する方針です。具体的な活動内容については、ワーキンググループ(GW)を立ち上げて進めていく予定です。また、有識者からなるエクゼクティブ・アドバイザーも設け、幅広い視点からの意見を取り入れることが計画されています。
会員募集について
現在、スマートビル共創機構では会員の事前募集を行っており、2025年4月までに設立登記を完了する予定です。会員の詳細な情報は、発起人会事務局のウェブサイトでご確認いただけます。この新機構を通じて、スマートビルの普及と技術革新が進むことが期待されており、特にスタートアップや新興企業への支援も強化される見込みです。
興味のある方は、ぜひ以下の連絡先までお問い合わせください。
お問い合わせ先:
デジタルアーキテクチャ・デザインセンター
アーキテクチャ社会実装部
スマートビルディング共創機構 発起人会事務局
メール:dadc-smartbuilding@ipa.go.jp
最後に
パナソニックの参加は、スマートビル共創機構が今後の都市づくりにおいて重要な役割を果たすことを示唆しています。これからの進展が楽しみです。