Ramps新施設延期
2025-05-08 11:06:11
Ramps株式会社が北海道東川町に新たな宿泊施設の開業を延期
Ramps株式会社が宿泊施設の開業を延期
北海道上川郡東川町を本拠地とするRamps株式会社(代表取締役:成尾 太希)は、同社が計画していた宿泊施設の開業を2026年以降に延期することを明らかにしました。本施設は地域の特色を活かす宿泊体験を提供することを目指していましたが、さまざまな事情により当初の計画が見直されることになりました。
開業延期の理由
建設費の高騰
最近の建設資材、特に鉄鋼や木材の価格が上昇し、それに伴う人件費の高止まりが影響しています。これにより、当初の予算を大幅に超える見込みです。さらに、円安が進んだことにより、輸入建材のコストも著しく増加しています。これらの要因から、予算面で再調整が必要となったのです。
北海道特有の建設業界の逼迫
北海道では半導体関連工場の新設や新幹線の延伸工事が進行中であり、大規模な建設案件が相次いでいます。そのため、多くの設計・施工会社が手一杯になっており、必要な資材や人材が確保できない状況が続いています。これにより、工期の見通しも不透明になりました。
外資系企業の影響
最近、ニセコや富良野など人気のリゾート地で外資系企業による不動産開発が進んでいます。この流れは地域の建設能力や資材調達に更なる圧力をかけ、私たちのプロジェクトにも影響を及ぼしています。
遅延への対応策
Ramps株式会社は、宿泊施設の規模や仕様を見直す取り組みを進めています。従来の設計コンセプトを保ちながらも、建設費や工期を最適化するための変更が進められています。また、建物の構造も見直し、コストダウンを目指しています。
今後の展望
予定されていた2025年春から夏への開業の見通しは残念ながら大幅に変更されました。現段階では2026年以降の開業を目指しているものの、具体的な建設スケジュールや施設の概要が決まり次第、再度知らせる予定です。
Ramps株式会社のビジョン
Ramps株式会社は「日本各地に宿る本質的な暮らしを、都会を含むあらゆるエリアの人に体験して欲しい」との理念を掲げています。また、人と地域との新しい関係を築くために、地域との交流や暮らし体験を提供するプロジェクト「ensembles」を進めています。これにより、多くの人に地域の魅力を体験してもらうことを目指しています。
加えて、宿泊予約やチェックインの手続きがスムーズに行えるシステム「tomarin」も開発中です。このシステムは既存施設にテスト提供を開始しており、正式なサービス開始も近々発表する予定です。
Ramps株式会社は、地域の暮らしに寄り添いながらも、それまでの宿泊施設とは一線を画す、新しい体験型の宿を目指して日々努力しています。「ただいま」と言いたくなるような居場所を創造するために、引き続き関係者やファンの皆様にはご期待いただきたいとの意向を示しています。
おわりに
開業を楽しみにされていた関係者やファンの皆様には多大なご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。Ramps株式会社は引き続き、社会情勢や市場の動向に柔軟に対応しつつ、より良い宿泊体験の提供に努めていく所存です。今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
会社情報
- 会社名
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Ramps株式会社
- 住所
- 電話番号
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