伝統工芸「八女提灯」がモダンに生まれ変わる!
株式会社八木研が、福岡県八女市の伝統工芸「八女提灯」の産地再生プロジェクトと連携し、モダン盆提灯「tocco(トッコ)」を発売しました。このプロジェクトには、八女提灯メーカーの有限会社シラキ工芸と、日本の伝統工芸を応援する株式会社中川政七商店が参画しています。
「tocco」は、幾何学的なデザインと八女提灯の絵師による美しい絵柄が特徴です。空間を爽やかに彩る「桜」、落ち着いた雰囲気の「ハス」、ユーモラスな「精霊馬」の3種類が展開され、インテリアライトとしても使用できます。
なぜ八女提灯は再生が必要なのか?
八女提灯は、約200年の歴史を持つ福岡県八女地方の伝統工芸品です。しかし、近年は住宅環境の変化や職人の高齢化により、衰退の危機に瀕しています。シラキ工芸は、伝統的な技術を継承しながら、現代のライフスタイルに合わせたモダンな提灯を開発することで、八女提灯の存続と発展を目指しています。
八木研が販売ノウハウで貢献
現代仏壇のメーカーである八木研は、このプロジェクトに共感し、自社の販売ノウハウを活かして「tocco」を全国約100店舗で販売しています。八木研は、全国に展開する販売店ネットワークを通じて、八女提灯の魅力を広く伝えることで、伝統技術の継承を支援しています。
「tocco」の魅力
「tocco」は、単なる盆提灯ではなく、インテリアとしても楽しめるモダンなデザインが特徴です。
コンパクトサイズ: 全高20cmとコンパクトで、場所を取らずに飾れます。
タッチセンサー: タッチセンサーで電源のON/OFFと3段階の調光が可能です。
コードレス仕様: コードレス仕様で、場所を選ばずに設置できます。
USB充電式: 経済的なUSB充電式です。
伝統を守り、未来へ繋ぐ
「tocco」は、伝統的な技術を継承しながら、現代のライフスタイルに合わせた新しい八女提灯です。シラキ工芸、中川政七商店、八木研の3社が連携することで、八女提灯の伝統を守り、未来へ繋ぐ取り組みを推進しています。
八女提灯の未来
「tocco」は、単なる商品ではなく、伝統工芸の再生、そして職人の未来を担うプロジェクトです。八木研は、今後も「tocco」を通じて、八女提灯の魅力を世の中に広め、伝統技術の継承に貢献していきます。