ゴッピオン・カッフェ
2025-11-12 15:08:30
芸術的な味わいを体験できるゴッピオン・カッフェの特別出展
イタリア北部に位置するトレビーゾの老舗焙煎所、ゴッピオン・カッフェが2025年11月26日から27日までの2日間、東京で開催される
aCCGustoに出展します。このイベントでは、同社が誇る数々の香り高いコーヒーのブレンドや特製エスプレッソの試飲が行われます。
ヴェネツィアへのオマージュ「ドルチェ」
特に注目されるのは、1948年に誕生したブレンド「ドルチェ」です。このブレンドは、芸術と歴史に溢れるヴェネツィアへの敬意を示すものです。「ドルチェ」は、エチオピア、ブラジル、グアテマラ、ホンジュラス産のアラビカ豆90%と、インドネシアのフローレス島産ロブスタ豆が10%という配合で作られており、独特の甘みと豊かな香り、長い余韻が魅力です。また、パッケージデザインには18世紀ヴェネツィアの風景画家フランチェスコ・グアルディの作品が施されており、芸術的な視覚も楽しめます。
さらに、ゴッピオンは2016年からヴェネト州立美術館局との協定を結び、芸術遺産の保護活動にも積極的に取り組んでいます。
160年の歴史 アートと情熱の象徴
ゴッピオン・カッフェの歴史は1859年にまで遡ります。創業者のルイジ・ゴッピオンがトレビーゾで小さなトラットリアを開業したことが始まりです。1948年には、兄弟たちによって「フラテッリ・ゴッピオン」という焙煎所が設立されています。家族経営を貫く中で、品質への熱い情熱が続いています。
現在、会長のセルジョ・ゴッピオンを中心に平行して進めるシルヴィアさんやパオラさんなど、次世代の家族も事業を支え、コーヒー豆の調達、マーケティング、ブランディングなど全てのプロセスを手がけています。2019年にはウィーンに現地法人「Goppion Kaffee GmbH」を設立し、2025年にはウィーン国立歌劇場の公式コーヒーサプライヤーとして認定されるなど、国際的な展開も果たしています。
厳選された豆と伝統的な焙煎
創業以来、ゴッピオンは北回帰線と南回帰線の間で収穫された最高品質の豆を厳選しています。イタリアに到着する前後での厳格なカッピングを経て、最終ブレンド前には再度のテイスティングが行われます。豆の特性に応じた最適な焙煎技術が用いられており、70年以上も同じ味わいを保つための努力が続けられています。
持続可能な取り組み
ゴッピオン・カッフェはイタリア伝統エスプレッソ保護コンソーシアムの創立メンバーとして、ユネスコの“人類無形文化遺産”登録に向けた活動を支援しています。さらに、2021年にはイタリア政府による「歴史的商標登録簿」にも登録され、2025年には初となる「サステナビリティ・レポート」を発行する予定です。このレポートは経済、環境、社会の3軸からの持続可能な活動について取り組みを示すものです。
ACCI Gusto 2025で体験するイタリアの香り
今年のACCI Gustoでは、ヴェネツィアの歴史と文化が息づくコーヒーを通じて、イタリアの本物の味を感じるチャンスです。Ho.Re.Ca業界の皆様に向けた魅力的な製品ラインナップも多数ご紹介しますので、この機会にぜひ、伝統と品質が織りなす香り高いコーヒーを体験してください。
出展概要
・イベント名:ACCI Gusto 2025
・日時:2025年11月26日(水)~27日(木)
・会場:都立産業貿易センター浜松町館
・出展社名:Goppion Caffè(ゴッピオン・カッフェ)
・小間番号:2-11
・試飲製品:ドルチェほか、主要ブレンド各種
・対象:カフェ、レストラン、ホテル、卸業者、飲料関連事業者
会社情報
- 会社名
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株式会社允元
- 住所
- 電話番号
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