一般公開イベント
2023-08-30 14:00:02

理化学研究所と横浜市立大学の一般公開イベントが盛況に開催します!

理化学研究所・横浜市立大学一般公開が開催!



2023年10月21日(土)に、理化学研究所と横浜市立大学の一般公開イベントが行われます。このイベントは、普段は立ち入ることのできない研究施設を一般に公開し、さまざまな研究活動や体験を深く理解する機会を提供するものです。

概要


今回の一般公開では、特に「DNAを解読して犯人を見つけよう!」という魅力的な体験型企画が特徴的です。このプログラムでは、次世代シーケンサーを使用してDNAを解析し、リアルな事件解決に挑戦するという、科学の面白さを実践的に体感できます。また、講演会や研究施設見学など、全44種類のプログラムが用意されており、子どもから大人まで楽しめる内容になっています。

入場は無料ですが、事前登録が必要で、定員に達し次第締切となります。さらに、一部のイベントは事前申し込みが必要な抽選制ですので、早めの登録をお勧めします。詳細は、公式サイトで確認できます。

プログラムの紹介


入場当日は、さまざまな講演や体験が用意されています。

講演


1. 電子顕微鏡で知るタンパク質の形と機能
- 理化学研究所の上級研究員、山形敦史氏が、2017年にノーベル化学賞を受賞したクライオ電子顕微鏡に関する最新の情報を交えながら、タンパク質の形と機能について解説します。これにより、医薬や農業への応用可能性についても考察します。

2. いきものの基本単位である細胞について
- 横浜市立大学大学院の准教授、菅原亨氏が、細胞を理解することで、DNAやRNA、遺伝子、ゲノム、タンパク質に対する知識を深める重要性について説明します。

体験型イベント


1. いろいろな野菜・果物からDNAを抽出しよう!
- 参加者は、ブロッコリーやミカン、エリンギなどからDNAを抽出する実験を行います。手軽な材料を用いながら、DNAがすべての生物の設計図であることを学びます。

2. カラフルイクラを作ろう!
- 横浜市立大学の科学倶楽部によるこの体験では、アルギン酸ナトリウムによる液体からゲルへの変化を楽しみながら、科学の面白さを体感します。

施設見学


1. ラボツアー・遺伝子解析施設を見学しよう!
- 生命医科学研究センターの遺伝子解析施設を実際に見学し、次世代シーケンサーの利用方法や研究内容を知ることができます。

2. タンパク質の形を見るX線回折装置
- 横浜市立大学の研究室で、タンパク質の立体構造を決定するための最新技術を紹介します。

お問い合わせ


このイベントに関する問い合わせは、理化学研究所横浜事業所(TEL: 045-503-9111)または横浜市立大学鶴見キャンパス(TEL: 045-508-7201)までお気軽にどうぞ。詳しい情報は公式サイトでも確認できます。今秋、科学の魅力に触れられる絶好の機会をお見逃しなく!

会社情報

会社名
国立研究開発法人理化学研究所 横浜事業所
住所
神奈川県横浜市鶴見区末広町1-7-22
電話番号

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