高所得者の「コト消費」重視とその実態
近年、さまざまな商品やサービスがターゲットを広げ、それに伴い高価格の消費が多様化しています。特に、世帯年収1500万円以上の高所得者層においては、単なる経済的成功を超えた新たな価値観が生まれてきています。株式会社ロビーが実施した「高所得世帯におけるQOL向上に関する消費実態調査」では、世帯年収1500万円以上の男女がどのようにQOL(生活の質)を高めるための消費を行っているのかが明らかになりました。
調査の背景
調査は2025年9月16日から9月19日にかけて行われ、対象は世帯年収1500万円以上の20代から60代の男女330名に及びます。調査の結果、約6割の高所得者が自らのQOLに対して少なからず満足していることが明らかになりました。特に「旅行やレジャーなどの経験・体験への投資」が、QOL向上に寄与しているという結果が出ています。
QOL向上に寄与する消費の実態
調査結果によれば、旅行やレジャーへの投資が最もQOLを高めたと感じている高所得者が46.4%を占めています。次いで、趣味の道具やエンタメへの投資(13.9%)、居住環境への投資(9.7%)が続きました。これにより、体験や感情を重視した消費が、生活の質を向上させる重要な要素であることが伺えます。
コト消費の重視度
消費の選択肢として「モノ消費(所有)」と「コト消費(体験)」のどちらを重視しているか尋ねたところ、48.5%がコト消費を重視していると回答し、約半数が体験を重視していることが判別されました。特に、今後お金をかけたい分野としては、「趣味・娯楽・体験」(30.9%)、「資産形成・投資」(24.2%)が挙げられています。
消費における重視される価値観
これらの高所得者にとっての消費行動においては、「体験・感情」が最も重視される価値観であることも見逃せません。消費の場面で価値を感じる要素が、物質的な所有から感情的な体験へシフトしていることが、ここでも示されています。
まとめ
今回の調査を通じて、世帯年収1500万円以上の方が自身の消費においてコト消費を重視し、体験や感情に価値を見出していることが鮮明になりました。また、今後は趣味や娯楽などにさらなる投資を行い、豊かな生活を目指す傾向があることも示されました。株式会社ロビーの提供する家事代行サービス「LOBBY」は、こうした高所得者のニーズに応える形で、お客様に質の高い日常体験を提供し、自由な時間を生み出すことを支援しています。これにより、「コト消費」の実現をサポートします。詳細については、公式サイト(https://corporate.lobby-z.co.jp/)をご確認ください。