みんなのみらいホールディングスとコドモンが保育の質向上に向けた連携協定を締結

保育の質向上に向けた画期的な連携

2025年12月1日、株式会社みんなのみらいホールディングスと株式会社コドモンは、「保育の質及び保育者の資質向上に関する連携協定」を締結しました。この協定は、みんなのみらいホールディングスが運営する約80の保育施設の保育者に向けて、保育の質や保育者の能力向上を図ることを目的としています。

この連携の中核をなすのは、コドモンが提供するオンライン研修プラットフォーム「コドモンカレッジ」です。450本以上の研修動画から、より重要なトピックに焦点を当てた専門の専用サイトが設置されます。また、保育者が必要とする知識やスキルを体系的に学べるカリキュラムも併せて提供されます。これにより、現場の保育者が時間や場所に制約されることなく、効率的に学べる環境が整います。

現代の保育者が求められるスキルとは

近年、保育者に求められるスキルは多様化しており、専門的な知識や技術を身につける機会がますます重要視されています。しかし、多忙な保育者にとって、長時間のオンライン研修や頻繁な集合研修に参加することは現実的に難しいのが実情です。こうした課題を解決するため、みんなのみらいホールディングスは、独自の研修を行ってきたものの、包括的に学ぶ環境の整備には限界がありました。

新たな連携によって、実際の保育現場で求められる多様な専門知識を体系的に学べる環境を構築することが可能に。そのため、みんなのみらいホールディングスとコドモンは、保育者の「必要なときに・必要な内容を・自分のペースで」学べることを念頭に置いています。

具体的な取り組み内容

1. 研修動画の選定: 保育者が重点的に学びたい分野の研修コンテンツを集め、カスタマイズして提供します。これにより、時間を有効に活用しながら、自身の成長に直結する研修を受講することが可能です。

2. 年間研修計画の設計: 保育者がどの研修を受講すれば良いか迷うことなく、体系的に必要な知識やスキルを学べるような研修計画を設計します。これにより、皆がより効率的に学ぶことができます。

企業のコメント

みんなのみらいホールディングス代表取締役濵田和人

「今回の協定を結ぶことができたことを嬉しく思います。保育の質は保育者一人ひとりの成長によって支えられており、現場のニーズに即した研修が重要です。自信を持って日々の保育に向き合える環境を提供できることを確信しています。」

コドモン代表取締役CEO 小池義則

「保育者が新たなスキルを習得するためには、時間と内容が最適化された研修が不可欠です。今回の連携によって現場のニーズを満たし、保育者の学びが実践に結びつくことを期待しています。」

コドモンカレッジの紹介

「コドモンカレッジ」は、現場の保育者が直接的に専門性を向上させるためのオンライン研修です。短時間で学べる研修内容や、専門家によるライブ研修を通じて、多岐にわたる保育の知識が得られます。この取り組みは、日本中で15,000以上の保育・学童施設で利用されています。

保育の質向上に向けた新たな挑戦が始まります。双方が協力し、お互いの強みを活かして、より良い保育環境を実現するための第一歩です。