EY Japanが東京都スタートアップ戦略を支援する新たな取り組みを発表
EY Japanは、東京都が進めるスタートアップ支援戦略において、大きな役割を果たす新たなプロジェクトを発表しました。このプロジェクトでは、「Tokyo Innovation Base(TIB)」と「SusHi Tech Tokyo(STT)」を中心にした新しいエコシステムを形成し、国内外のスタートアップの成長を支援します。EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社とEY新日本有限責任監査法人は、東京都との連携を通じて、全国のスタートアップと企業、さらには国外のベンチャーキャピタルを呼び込む取り組みを推進します。
東京都は「未来を切り拓く10×10×10のイノベーションビジョン」を掲げ、このビジョンを実現するためのステップとして、EY Japanの専門的な知見とグローバルネットワークを活かすことが期待されています。このエコシステムにより、スタートアップは持続可能な成長を目指し、投資家とのつながりを強化することができます。 EY Japanは国内外の事業者、ベンチャーキャピタル、行政とのネットワークを広げることで、スタートアップが成長するための基盤を提供します。
具体的には、EY Japanとスコープが共同で行うプロモーション事業が含まれています。スコープは広告代理店として、SNSやウェブ広告を活用してTIBとSTTのプロモーションを行います。一方、EY Japanは国内外のスタートアップとの連携を強化し、東京都におけるスタートアップの投資環境の活性化を図っています。
特に注目されるのは、TIBで育成されたスタートアップがSTTを通じて国内外の投資家に出会う機会を創出し、また逆にSTTで得られたノウハウをTIBにフィードバックする循環型のエコシステムの構築です。これにより、東京のスタートアップ環境はより強固なものとなり、日本全体のエコシステム強化につながると考えられています。
また、EY Japanのパートナーである中田博之氏は、「東京から日本を強くする」という意気込みを持ち、国内外のエコシステムプレーヤーとのつながりを強化することで、全体のエコシステムを活性化させる意志を示しています。さらに、 EYのグローバルなスタートアップ支援プログラムを通じ、著名な国際的なベンチャーキャピタルの誘致にも力を入れていく予定です。
EYは150カ国以上に展開しており、各国のスタートアップエコシステムとも連携しつつ、卓越した課題解決能力を活かして、変化するビジネス環境の中で新たな価値を創出します。EYのコンサルティングサービスは、テクノロジーやデータを注視し、社会全体に長期的な価値をもたらすための取り組みを進めています。
このように、EY Japanの活動は、東京都のスタートアップ支援戦略を強化し、東京を世界に誇るスタートアップの拠点へと変貌させることを目指しています。さまざまなパートナーとの協力を通じて、東京をスタートアップにとって最も魅力的な都市へと進化させていく所存です。