台湾と熊本が築く新たな産官学のパートナーシップ
先週末、日本の熊本県菊陽町で、台湾の若手リーダーたちがぴったりのイベントに参加しました。「菊陽町×台湾 ~スポーツ・美食フェスタ~」が開催され、台湾と日本の関係を深める貴重な機会となりました。このイベントは、熊本銀行と九州台湾商会が主催し、多くの関係者が参加しました。
台湾のリーダーたちの参加
今回の訪問には、台湾の産官学連携団体の若手リーダーである鐘元駿氏、戴家銘氏、賴建宏氏が中心となり、台湾の企業や機関が集まりました。特に、経済部技術処、工業技術研究院、台東大学など、台湾を代表する機関が参加し、研究開発の成果や特色ある物産を紹介しました。
展示された物品には、台湾先住民の香料、高雄市農業局が開発した山茶、さらには多彩な菓子や雲南省、ミャンマーのスパイスなどが含まれ、台湾の豊かな文化と食文化を伝える機会となりました。
新ブランドの「豊台苑」
団の代表を務めるのは、長城料理実業の鐘氏。新たに立ち上げた日本市場向けのブランド「豊台苑」では、台湾の特性を活かした高品質の食品を提供。このブランドで販売される「台式紅焼燉黒毛和牛」や「台式炸醤」は、すでに内外で数々の賞を受賞しており、日本の消費者に本格的な台湾料理を届けることを目指しています。
台湾の多様な特産品
イベントには、数多くの参加企業も集まり、それぞれの特色を生かした商品を紹介しました。例えば、台湾式総合菓子ギフトボックス「宅点心」や、あえ面、蜂蜜、ピーナッツバターを使用した「春拌面」、チーズスティックの「原味千尋」、そして阿里山茶や梅肉を使った洋菓子など、多様な台湾の食文化が披露されました。
特に、展示のテーマ「台湾の食彩、風味物語」に沿った技術や商品が並び、参加者たちの目を引きました。台湾の牛肉面や高山茶、ドライフルーツなど、これらの新たな風味が日本で本格的に紹介されることが期待されています。
交流の深化と今後の展望
台湾側は、熊本県及び熊本市とのさらなる交流を象徴するため、伝統的な先住民の衣装や香料を贈呈し、台湾特有の文化を広める意向を表明しました。高雄市農業局が持参した山茶やドライフルーツを使用した洋菓子も贈られ、今後の交流の発展への期待が高まります。
また、彰化商業会と連携し、2025年に彰化市で行われる台湾デザイン展への友好訪問を提案し、熊本の有名なマスコットキャラクターとのライセンス協力を進めることも視野に入れています。このように、台湾と熊本の交流は新たな局面を迎え、さらなる発展を期待されます。
この熊本訪問は、台湾と日本の間での経済的および文化的な関係を強化する重要なステップとなるでしょう。今後、両地域がどのように協力し合っていくのか、その動向が注目されます。