全国フードバンク推進協議会がNPO法人に移行
全国フードバンク推進協議会が、一般社団法人から特定非営利活動法人(NPO法人)へと移行しました。この新たなスタートは、食品ロスの削減と貧困問題の解決を目指す取り組みをさらに深化させるためのもので、全国のフードバンク活動に対する支援機能を強化することを目的としています。新代表理事の米山廣明氏は、この変革によりフードバンク団体の支援体制を一層充実させ、持続可能な食料支援システムの構築を行う考えを示しました。
設立の背景と目的
日本では毎年約461万トンに及ぶ食品廃棄物が発生しており(一方で)、物価高騰などの影響で食料支援を必要とする人々が増加しています。実際、全国フードバンク推進協議会が加盟団体に実施した調査では、約8割の団体が支援要請の増加を報告する一方で、約6割が寄付食品の減少を訴えており、支援ニーズと食品確保のギャップが深刻化しています。
この状況を踏まえ、NPO法人への移行が決定されました。今後は様々な主体と連携し、必要な食品をより安定的に確保するため、支援のスムーズな流れを構築し、フードバンク団体の持続可能な活動を促進します。具体的には、食品ロスの削減に貢献する企業や行政とのパートナーシップを強化し、多様なニーズに対応できる能力を養っていく方針です。
法人の目指す姿と主な事業
ビジョン
「明日の食事に困る人のいない社会をつくる」
ミッション
"国内フードバンク団体のあらゆる課題を解決し、食の支援を必要とする全ての人に必要な食品を届ける" ことを掲げており、その実現のために以下の取り組みを行います。
- - フードバンク団体の支援
- - 食品や資金など、活動に必要なリソースの提供
- - フードバンク活動に関する調査や政策提言
- - 認知度や信頼性の向上を目指した広報活動
代表理事のコメント
米山代表理事は「フードバンク活動は、食品ロスの削減と食料支援を両立させる重要な取り組みであり、その重要性はますます高まっています。NPO法人として新たにスタートできることを機に、全国のフードバンク団体の活動基盤を強化し、各地での活動がさらに発展できるように努めていきます。」とコメントしています。
法人概要
- - 法人名: NPO法人全国フードバンク推進協議会
- - 代表理事: 米山 廉明
- - 設立日: 2026年8月26日
- - 所在地: 東京都新宿区北新宿1丁目8-17 土方ビル 7F
- - ウェブサイト: fb-kyougikai.net
連絡先
全国フードバンク推進協議会のNPO法人化は、食品ロス削減と食料支援のための新たなステージへの道を切り開くものです。これからの取り組みに期待しましょう。