久米南町の新プロジェクト
2020-03-18 17:48:52

久米南町の人口減少問題を企業と共に克服する新プロジェクト始動

久米南町の人口減少問題を克服する新プロジェクト



岡山県の久米南町では、近年進行する人口減少の問題に対処すべく、企業との連携による新たなプロジェクトが始動します。この取り組みは、町長の片山篤氏、株式会社SWITCH WORKSの代表取締役竹本幸史氏、株式会社えんのしたの代表取締役川路隆志氏、そして岡山NPOセンターの代表理事石原達也氏が協力し、お互いの専門性を生かしながら進められます。

プロジェクトの背景



久米南町は、1990年代には人口が6,000人以上でしたが、2020年には5,000人を下回り、4,769人まで減少しています。この原因には、自然減だけでなく、高校がないことからの社会減も影響しています。町の将来を危惧する声が高まり、今回のプロジェクトが立ち上げられました。

企業との協働による解決策



このプロジェクトでは、まず株式会社SWITCH WORKSが参加する企業を募り、選ばれた企業からの中堅社員が久米南町の職員と協力して、新たな定着・還流の施策を検討します。さらに、岡山NPOセンター、株式会社えんのした、SWITCH WORKSのファシリテーターの支援を受けながら、具体的なアイディアの実現を目指します。資金調達もふるさと納税などを活用して行います。

町の未来を築く人材育成



このプロジェクトの意義は、単に人口減少を克服するだけではありません。参加企業の社員は、社会課題に対する実践的な解決策を発見し、スキルを磨きながら、変化の激しい時代に対応できる柔軟な人材へと成長することを目指しています。また、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献も意識されており、社会全体の利益に寄与しようとしています。

プロジェクトの期間と活動内容



このプロジェクトは、2020年4月から9月の6ヶ月間にわたり、久米南町および岡山市内、特にSWITCH WORKSのトレーニングルームで実施されます。参加企業は約5社を予定しており、ファシリテーターには岡山NPOセンターや株式会社えんのしたが関与します。

合同記者発表



プロジェクトの詳細については、2020年3月23日(月)14:00から、岡山市北区本町のスウィッチ ワークスで合同記者発表が行われます。この発表の場で、より具体的な取り組みや展望が明らかにされることでしょう。

SDGsと地域での取り組み



国際社会でのSDGs達成へ向けた取り組みは、日本国内でも重要視されています。特に岡山県内では、岡山市や真庭市、西粟倉村などがSDGs未来都市として登録されており、地域に根ざした施策が求められています。今回の久米南町のプロジェクトも、その一環として位置づけられ、地域の未来を切り拓くための重要な試みとなることが期待されています。

久米南町がこの新たな挑戦を通じて、どのように地域活性化や人口問題に立ち向かっていくのか、今後の進捗に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社SWITCH WORKS
住所
岡山県岡山市北区本町6-30第一セントラルビル2号館7階
電話番号
086-234-5125

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