最新のAI技術を活用した医療システムの記者説明会が開催されます

医療業界におけるAI技術の進化が加速している中、医薬基盤・健康・栄養研究所、大阪国際がんセンター、日本IBMの三者が共同で進めている「AI創薬プラットフォーム事業」について、記者説明会が企画されています。昨年3月から始まったこのプロジェクトは、創薬成功率の向上を目指しており、経時的な臨床情報を含む質の高いデータを大量に解析することに焦点を当てています。その一環として、患者や医療従事者の負担を軽減する新システムが登場しました。

具体的には、「問診生成AI」と「看護音声入力生成AI」を10月より実運用開始しています。これにより、患者の症状を正確に把握し、適切な医療を提供することが期待されています。AI技術を駆使することで、迅速な情報共有や診断の効率化が可能となり、医療従事者の業務負担も軽減されます。

この取り組みを詳しく知る機会として、10月1日(木)14時より大阪国際がんセンターにおいて、報道関係者向けの説明会が行われます。現在、参加者の申し込みを受け付けており、対面参加とオンライン参加の両方が可能です。特に、AI技術の実デモンストレーションが行われるため、興味ある方は参加を検討する価値があります。

登壇者としては、医薬基盤・健康・栄養研究所の理事長である中村祐輔氏や、大阪国際がんセンターの総長松浦成昭氏、腫瘍内科部長工藤敏啓氏、看護部長山根康子氏、医療情報部主任部長西村潤一氏、日本IBM執行役員金子達哉氏が予定されています。彼らはそれぞれの専門知識をもとに、新システムの特徴や研鑽について、詳細に解説を行う予定です。

参加を希望される方は、9月30日(水)15時までに指定のフォームからお申し込みください。オンラインで参加される方には、翌日にZoomのURLを送付します。現地参加時にはマスク着用が求められるため、参加者の皆さまは感染防止対策にご協力ください。

AIと医療の融合は、今後の医療現場において革新をもたらす重要なテーマです。今回の説明会を通じて、新たな医療技術の将来に触れてみてはいかがでしょうか。

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国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所
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大阪府茨木市彩都あさぎ七丁目6番8号大阪府茨木市彩都あさぎ七丁目6番8号
電話番号
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