いちやまマート、フードバンクセットの販売を拡大し支援の輪を広げる

いちやまマートがフードバンク支援を強化

株式会社いちやまマートは、山梨県中央市に本社を置くスーパーマーケットで、地域コミュニティへの貢献を重視しています。最近、同社は認定NPO法人フードバンク山梨と協力し、「フードバンクセット」の販売を拡大することを発表しました。この取り組みは、支援を必要とする家庭を支援するための新しい方法として注目されています。

フードドライブ活動の背景

フードドライブとは、家庭で余った未使用の食品を地域の福祉団体やフードバンクに寄付する活動です。これにより、食べられるのに廃棄される食品を必要とする人々に届ける仕組みが整っています。今回の「フードバンクセット」も、その一環として位置づけられています。特に昨今の物価高騰により、支援を必要とする家庭は増加しているため、このような活動が必要とされています。

フードバンクセットの内容

2025年5月にはいちやまマート塩部店で「フードバンクセット」が試験販売され、店頭での生産を通じてお客様からの評価も得ました。このセットは、特に手軽に支援ができるものとして、顧客からの支持を集めています。セットの内容は2種類あり、
1. カレーライスセット（ご飯パック5食とレトルトカレー5個）
2. お菓子セット（お菓子5種類）
のいずれかを選ぶことができます。各セットの価格は1,000円（税込1,080円）です。購入したセットの一部はフードバンク山梨に寄付され、特に夏休み中の支援に役立てられます。

販売店舗と期間の拡大

試験販売を経て、2025年7月1日からは、いちやまマートの山梨県内の店舗でフードバンクセットの販売が拡大されます。この取り組みは、地域の顧客の参加を促し、売上金の一部がさらなる支援に繋がることを目指しています。

試験販売では、テレビ報道を見て来店したお客様も多く、1ヶ月間で50セットの販売実績を記録しました。これにより、いちやまマートは「買い物ついでにできる支援」としての新しい形を創出しています。

いちやまマートは、「健康的な食生活が幸せをもたらす」を企業理念に掲げ、地域コミュニティとの連携を強化するべく、今後も様々な取り組みを進めていく予定です。その姿勢は、店内のお客様の笑顔を創出するだけでなく、地域社会全体の幸せにつながることを目指しています。