ウォレット不要で簡単にNFTを発行できる新サービス「ProofX」

ウォレット不要で利用できるNFT発行サービス「ProofX」

NFT（非代替性トークン）が注目を集める中、株式会社ProofXは新たにウォレットなしでの利用を可能にした正式版「ProofX」をリリースしました。この革新的なサービスは、イベントや施設に参加する際にQRコードを読み取ることで、手軽にNFTを発行できる仕組みを提供しています。

NFT発行の背景と課題

ProofXは、2022年6月17日にβ版をリリース以来、様々なイベントでサービスを実証してきました。その中で、利用者や事業者から「ウォレット作成のハードルが高いため利用が難しい」との声が多数寄せられました。これに応える形で、ProofXはウォレットが不要なシステムの構築に取り組み、このたび正式版でその機能を実現しました。

ウォレットなしでもサービスを楽しめる

新たに追加された機能では、ユーザーはメールアドレスやゲストユーザーとして簡単にログインできます。これにより、ウォレットに関する知識が無くても、誰でも簡単にNFTの発行やコレクションが行えるようになりました。特にNFTの世界に不安を抱えていた方々にとって、利用しやすい環境が整ったと言えるでしょう。

Web2からWeb3へのスムーズな移行

ProofXは、Web2のログイン方法からWeb3のログイン方法へ移行するための橋渡し役を目指しています。メールアドレスやゲストユーザーでサービスを利用していたユーザーが、スムーズにウォレットを作成し、ログインできるようになります。こうした取り組みは、Web3の普及に一役買うことでしょう。

ProofXの特徴と利用方法

ProofXでは、NFTを発行するための方法が3つ用意されています。

1. QRコード＋位置情報：ユーザーの端末の位置情報と、あらかじめ登録された住所とを照合し、店舗や施設にいることを確認。特に観光地や店舗での利用に適しています。

2. ワンタイムQRコード：1度きりのNFTを発行できるQRコードを生成します。オフラインイベントに参加した際の記念NFTとして利用可能です。

3. ワンタイムURL：ワンタイムQRコードと同様に、一度だけNFTを発行できるURLを生成します。

新しいNFT活用策

ProofXはNFTの単なる発行だけでなく、それを活用した多彩なソリューションも提供しています。たとえば、参加者がNFTを収集することで特典を得られる「NFTラリー」や、特定の場所のNFTをすべて集めると称号が得られる「NFT実績解除」などがあります。これにより現実世界の行動をゲーム化し、収集の楽しさを広げています。

企業の概要

ProofXは、地域や店舗、イベントでの記念NFT発行を通じて、NFTの魅力を広めるWeb3スタートアップです。今後も、NFTを活用した新しいサービスや実証実験を進め、多くのユーザーに新たな体験を提供していくことでしょう。

興味のある方は、ぜひ公式サイトをご覧いただき、新しいNFTの世界を体験してみてください。