メディアスホールディングス、新ブランド「ASOURCE SaMD」を開始
メディアスホールディングス株式会社は、医療分野でのさらなる革新を目指し、プライベートブランド「ASOURCE」の一環として、プログラム医療機器(Software as a Medical Device、略称SaMD)の取り扱いを開始しました。この新たな取り組みは、地域医療に貢献するという理念を基に展開され、特に医療機関の課題解決を目指しています。
プログラム医療機器の重要性
プログラム医療機器は、医療の現場で特に期待される存在であり、厚生労働省が2020年に実用化を促進するための法制化を行ったことも追い風となっています。特に、診断や治療に役立つソフトウェアを用いた医療ツールとしての可能性が高く、医師の技術と診断能力をサポートする役割を果たします。これにより、医療従事者の負担軽減や患者の生活の質(QOL)の向上が期待されています。
メディアスグループは、「ASOURCE SaMD」を通じて、最初の製品として富士通Japan株式会社が開発した胎児心臓超音波スクリーニング支援システムの販売を開始します。この製品は、胎児の健康管理において重要な役割を果たすことが期待されており、妊娠中の障害を早期に発見する手助けになります。
ASOURCE SaMDの特徴
「ASOURCE SaMD」は、地域医療の発展に寄与することを目指しています。具体的には、医療現場で直面しているさまざまな問題に取り組むことで、使いやすさや信頼性を両立し、医療サービスの質を向上させていくプログラム医療機器を展開します。
小規模な診療所から大規模な病院まで、様々な医療機関がこの新しい技術を取り入れることで、患者にとって効率的かつ安心できる医療サービスが提供されることが期待されます。これにより、医療従事者の負担が軽減されると共に、患者にもより良い体験が提供されるでしょう。
メディアスグループの理念
メディアスホールディングスは、地域医療への貢献を企業理念として掲げており、長年にわたって医療機器や福祉・介護用品の販売、サービス提供を行ってきました。その中で、100万点以上の医療用消耗品や最先端の医療機器を取り扱う実績を持ち、医療現場を支えてまいりました。
「医療を止めない」という使命感のもと、メディアスグループは物流効率化や業務省力化に向けたソリューションも提供しており、変革する医療現場のために尽力しています。すべての人が安心して医療を受けられる環境を創出することが、彼らの目指すところです。
他の販売代理店情報
「ASOURCE SaMD」の展開にあたり、以下の企業が販売代理店として名を連ねています:
- - 株式会社アクティブメディカル(北海道札幌市)
- - 株式会社秋田医科器械店(秋田県秋田市)
- - 株式会社栗原医療器械店(群馬県太田市)
- - マコト医科精機株式会社(山梨県中央市)
- - 協和医科器械株式会社(静岡県静岡市)
- - 株式会社ミタス(福井県福井市)
- - 佐野器械株式会社(京都府京都市)
- - 株式会社アルセント(兵庫県神戸市)
まとめ
メディアスホールディングスの「ASOURCE SaMD」は、医療機器の新たな可能性を広げる革新的なブランドです。地域医療の発展とともに、医療従事者および患者のQOLを向上させることが期待されます。これからの展開に注目が集まります。