中小企業の目標達成をサポートする新しいツール「jogg」
12月5日、トーマツ イノベーションが新たに提供する目標管理ウェブツール「jogg」が正式にサービスを開始しました。このツールは特に中小企業の経営者や管理者が直面している、「社員が指示されたことだけを行う」「指示されたことすら実行できない」という悩みを解消することを目的としています。
PDCAの課題を乗り越える
これまで、PDCA(Plan-Do-Check-Act)方式や目標管理制度は大企業を中心に導入が広がってきました。しかし、現場では目標設定の難しさや、その後のチェックが形骸化してしまうことが多く、実践が進まないことが課題とされてきました。「jogg」は、ただ単にやるべきことをリストアップするだけのタスク管理ツールではなく、社員自らが目標を設定し、その達成に向けた具体的な行動を考えるプロセスを支援します。
自立した社員を育成する環境づくり
「jogg」は目標管理、タスク管理、情報共有などを統合した機能を持ち、社員が自立的にPDCAを回せる環境を整えます。運用には、メンバーをサポートするコーチが存在し、各メンバーは自身のマイページを通じて日々の報告や相談が可能です。これにより、報連相(報告・連絡・相談)が容易になり、業務の効率化が期待されます。
例えば、メンバーは自身の業務や目標の進捗状況をリアルタイムで把握できるため、報告の遅れが生じることがなくなるでしょう。また、成功事例を全員で共有することで、業務の改善・効率化が図られます。
習慣化を促す仕組み
「jogg」は、社員にとって行動の振り返りを促す仕組みを備えています。週に1回自動でチェック画面が表示され、自分の行動を振り返る習慣が育まれ、一層の実行力向上につながります。これにより、社員は自己成長を実感し、自ら行動を考えるようになります。
継続的なPDCAの実現
さらに、「jogg」には「グッドジョブ機能」やスタンプ機能があり、他のメンバーから認められることで、行動の継続意欲を高めることもできます。この仕組みにより、途中で頓挫することなく、目標を追求し続けることが可能になります。
チーム全体でのプロジェクト管理
このツールは、個人の管理だけでなくチーム全体の目標やタスクを可視化し、業務に取り組むことも容易にします。遠隔地で働くメンバーや、プロジェクト単位で活動するチームにとっても有効な選択肢となるでしょう。
ユーザビリティを考慮した設計
「jogg」は、使い易さを重視しており、Webツール初心者でも扱いやすい設計がなされています。現在はPC対応ですが、今後スマートフォン対応も視野に入れ深化させていく予定です。
導入の敷居が低い料金設定
このシステムは無料のトライアルプランを提供し、中小企業が導入しやすいように配慮されています。有料プランも月額9,450円(税別)からと、手頃な価格設定となっており、初年度500社以上の導入を見込んでいます。なお、特許出願中のこの独自システムにより、業界に新たな風を吹き込む足がかりを築くことでしょう。
さらなる情報と問い合わせ
興味を持たれた方は、トーマツ イノベーション株式会社の「jogg」公式サイト(
http://www.jogg.jp)をご覧いただくか、直接お問合せ(直通: 03-5222-5113)いただければと思います。自立した社員の育成を目指す新しい時代の目標管理ツール「jogg」をぜひ活用してみてください。