「情報Ⅰ」講演会のご案内
2025-09-26 19:17:32

2025年度大学入学共通テストに向けた「情報Ⅰ」講演会を早稲田大学で開催。

大学入学共通テスト「情報Ⅰ」への備え



2025年度から新たに大学入学共通テストに追加される「情報Ⅰ」科目に向けて、早稲田大学にて11月2日に特別な講演会が開催される。この講演会は、情報科の専門家である吉田英史氏を講師に迎え、「2026年大学入学共通テスト「情報Ⅰ」の対策」と題して行われる。

講演の詳細



  • - 日時:2025年11月2日(日)16:00〜17:00
  • - 会場:早稲田大学(東京都新宿区西早稲田1-6-1)
  • - 参加費:無料
  • - 講師:吉田英史 (X(旧Twitter): @wasehide

Society 5.0と情報教育の重要性



今の社会は、Society 5.0と呼ばれる、サイバー空間とフィジカル空間が融合した新しい時代に突入している。この社会では、自動運転やドローン配送、ロボットによる支援などが普及し、情報技術なくしては成り立たない世界が広がっている。技術の進展により、IT人材はますます必要とされ、その価値は今後も高まる一方だ。

吉田氏は、この講演会で参加者にIT人材の重要性を伝え、情報の授業がどのように役立つのかを具体的に説明する。実際、経済産業省のデータでは、2030年にはIT人材が16万人から79万人も不足することが予測されており、この問題は日本社会に深刻な影響を与えるだろう。

「情報」科目が必修化される理由



IT人材の需要が高まる中、「情報」の重要性が増している。今や情報技術はIT業界だけでなく、あらゆる業種で不可欠なものとなっている。たとえば、業務のデジタル化を進めなければ競争力に影響を及ぼす可能性がある。このような状況を鑑みれば、「情報」が共通テストの科目として必修化される理由が理解できる。

情報教育の目標とは?



情報教育では、情報セキュリティやモラルに関する理解が求められる。特に最近では、インターネット上でのトラブルが増えており、知識なしにネットを利用することは非常に危険だ。吉田氏は、こうしたリスクを軽減するためにも、正しい情報リテラシーを身に付けることを強調する。そして、具体的な例を挙げながら、参加者にその重要性を伝えます。

2025年度の「情報Ⅰ」試験について



「情報Ⅰ」は、高校で学ぶ必修科目に基づき、以下の4つの領域から構成される:
1. 情報社会の問題解決
2. コミュニケーションと情報デザイン
3. コンピュータとプログラミング
4. 情報通信ネットワークとデータの活用

出題方法はマーク式で、思考力や判断力が問われる問題が多い。具体的な日常のシチュエーションを設定し、受験者の判断力を試す問題が出題される為、単に知識を覚えるだけではなく、実践的な理解が求められる。

受験対策のポイント



受験対策としては、プログラミングの基礎を学び、過去の試作問題を活用して出題傾向を把握することが効果的です。また、データ分析やネットワークに関する基礎知識も身に付ける必要があります。これによって、受験の準備が整い、自信を持って試験に臨むことができるでしょう。

まとめ



この講演会は、未来のIT人材を目指す高校生やその保護者にとって、非常に価値のある機会です。IT業界に進みたい方だけでなく、あらゆる職業で情報技術を活用したいと考えている人にとっても、有意義な内容が期待されます。この機会にぜひ参加し、今後のキャリアに役立ててほしい。


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