ローム、技術目標達成
2026-04-02 11:31:12

ローム、グリーンイノベーション基金事業で技術目標を2年前倒し達成

ローム、グリーンイノベーション基金事業で技術目標を加速



ローム株式会社は、NEDOが推進するグリーンイノベーション基金事業において、 次世代デジタルインフラの構築 プロジェクトに取り組み、特に「8インチ次世代SiC MOSFET」の開発を通じて、技術目標を当初計画よりも2年早く達成しました。この成果は、高性能なパワー半導体の提供が必要とされる現代社会において、非常に重要な一歩といえます。

技術革新の背景


このプロジェクトの目的は、電動車や再生可能エネルギー、サーバー電源など、カーボンニュートラル実現に向けた省エネルギー化を推進することです。ロームは、特に次世代パワー半導体の高性能化を目指し、電力損失の大幅低減とコスト競争力の向上を図っています。これにより、同社は市場での競争力を強化し、持続可能な開発に貢献する方針です。

技術目標達成への道のり


8インチSiCデバイス製造ラインの構築


ロームは、8インチSiCデバイス製造ラインを筑後工場に構築しました。これにより、エピタキシャル成長技術低オン抵抗化技術を確立し、これまでの製造プロセスからのコストダウンを実現しました。特に、SiCは製造が難しいとされる素材ですが、8インチ化とプロセス最適化により、その難易度を克服しました。

性能の実証


8インチSiC MOSFETデバイスを使用した動作条件下での電力損失評価が行われました。その結果、従来のSi IGBTデバイスに比べて、電力損失が50%以上低減されることが確認され、技術目標が達成されました。このデバイスが電力変換器に使用されることにより、エネルギーの効率化が図られることになります。

需要拡大に向けた取り組み


ロームは、さらなる安定供給体制を確立するため、製造工程全体の課題改善に取り組んでいます。また、次の世代のグリーンパワー半導体普及のため、研究開発を継続的に実施します。NEDOは2050年に向けたカーボンニュートラル目標に貢献するため、これらの技術を社会に実装していく計画です。

結論


ロームの技術目標の早期達成は、環境を考慮した持続可能な社会の実現に向けた重要な成果です。今後も同社の進展が注目されます。グリーンイノベーションを通じて、世界のエネルギー問題解決に貢献するロームの姿勢は、業界全体に良い影響を与えることでしょう。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
住所
神奈川県川崎市幸区大宮町1310番ミューザ川崎セントラルタワー
電話番号
044-520-5207

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。