データコム、顧客分析システム「Customer Journal」をバージョンアップ
データコム株式会社は、自社の顧客分析システム「Customer Journal」をアップデートしたことを発表しました。本システムは小売業界に特化したソリューションであり、ID-POSデータを用いて顧客の動向や購買傾向を詳細に分析することができます。
Customer Journalとは
「Customer Journal」は、小売業の顧客データを分析するためのツールです。年代別の来店状況や優良顧客の動向を把握し、一緒に買われた商品やリピート購入の状況も可視化します。このような顧客視点の商品分析を行うことで、売場作りの最適化をサポートします。ユーザーはこのシステムを通じて、どのような商品が好まれているのかを見極めやすくなります。
アップデートの背景
小売業界は競争が激化しており、来店客の動向をしっかりと把握し、自社の売場を工夫することが成功の鍵と言えます。データコムは、さらなる顧客理解を促進するために、システムの機能追加と画面デザインの刷新を行いました。
新機能の詳細
注目機能
- - ダッシュボード機能 さらに便利になったダッシュボード機能により、複数の分析画面を一つの画面で確認できるようになりました。これにより、手軽に会員の動向を把握できます。
- - ブックマーク機能 よく使うメニューや資料、ウェブサイトのURLを登録できるブックマーク機能も追加。これにより、しばしばアクセスする情報に簡単にアクセスできるポータルサイトのような使い方が可能となります。
- - 任意日付の複数選択 これまでは困難だった特定の日付のデータ選択が可能となり、特売実績の把握や販促の効果検証を迅速に行えるようになりました。
システム上の変更
- - Microsoft DotNetへの対応 これにより、システムのパフォーマンスや機能性が向上しています。
- - メニュー画面の刷新 デザインが新たに调整され、使用履歴の取得や自動起動機能、通知機能の追加によって、ユーザーはより快適にシステムを利用できます。
その他おすすめ機能
特に人気のあった「商品改廃レポート機能」も引き続き搭載。この機能により、年代別の購買状況やリピート状況の分析結果を一つのレポートとして出力できます。
詳細情報はこちら:
商品改廃レポート機能
今後の展望
データコムは、今後も製品の利便性向上に向けてさまざまな改善を行っていく予定です。新しい画面の追加や技術的なアップデートを進めることで、ユーザーのニーズに応えられるよう努めていきます。さらに、現場からの声を活かしながら、より価値の高いシステムの開発を目指しています。
データコム株式会社について
データコムは1994年に設立され、小売業界に特化したパッケージシステムを提供しています。流通市場の多様化に伴い、販売データや顧客データをもとにした戦略設計が重要視されています。私たちは「商品分析システム d3」などを通じて、企業の成長に寄与することを使命としています。
会社情報
このアップデートにより、小売業へのサービス向上が期待されます。新機能やシステム改善がもたらす変化を、ぜひ楽しみにしてください。