万引き行動検知システム「veesion」がJEAS推薦製品に認定!
高千穂交易株式会社が展開するAI映像解析技術を駆使した万引き行動検知システム「veesion」が、日本万引防止システム協会(JEAS)の推薦製品に選定されました。この認定は万引き対策において重要な一歩を踏み出したことを示しています。
「veesion」の背景とその必要性
最近、特にドラッグストアをターゲットにした組織的な万引き事件が増加し、店舗経営者にとって大きな負担となっています。人手不足が続く中、効果的な万引き対策が求められています。これに応える形で開発された「veesion」は、2024年9月から提供が始まる新しいソリューションです。
このシステムは、万引き行動に関する厳格な基準をクリアし、地域社会や小売業界で広く利用されることを目指しています。また、個人情報保護法を遵守しつつユーザーのプライバシーを尊重しています。特に、EUのGDPRに準拠したテクノロジーにより、個人データの扱いに関して高い安全性が確保されています。
「veesion」とは何か
「veesion」はAIを駆使したインテリジェント監視ソフトウェアで、カメラの映像をリアルタイムで解析し、万引き関連の動きやジェスチャーを高度に検出します。具体的には、以下のような機能を提供します。
1.
リアルタイム検知: 防犯カメラのライブ映像をAIが解析し、万引きに関連する動きを即座に認識します。
2.
常習犯の特定: 過去のアラートデータを元に、頻繁に万引きする常習犯を特定します。
3.
自動アップデート: 世界中の店舗から集めたデータを元に、AIモデルは常に進化します。
4.
使いやすいアプリ: スマートフォン向けのアプリから簡単にアラートを確認できます。
5.
既存カメラの活用: 既存の防犯カメラを有効活用し、万引き検知機能を強化します。
「veesion」の導入により、店員の負担軽減が見込まれ、また無駄なコストを抑えることができるでしょう。さらに、導入はシンプルで、既存のカメラとルーターと繋ぐだけで利用が可能です。
将来の展望
高千穂交易は、今後「veesion」と他の技術を連携させる提案も進めています。顔認証システムと組み合わせたり、情報共有システム「EMLINX」と連携することで、万引き対策の強化を図る予定です。
セミナー及び展示会のお知らせ
2025年3月には、セキュリティショーで「veesion」に関するセミナーが行われます。このイベントでは、当社のマーケティング戦略推進部の佐久間が登壇し、万引き行動検知システムについて詳しく解説します。また、同時期に高千穂交易本社でプライベート展示会も開催される予定です。
結論
「veesion」がJEASの推薦製品に認定されたことは、万引き防止対策において革新的な製品が求められている中、一層の普及が期待されます。
高千穂交易は、今後も小売業界の課題解決に向けての取り組みを強化していくことを約束します。