家族で楽しむサッカー体験！キリンファミリーチャレンジカップ2025 in 千葉が盛況

家族で楽しむサッカー体験！

2025年5月31日、千葉県にある高円宮記念JFA夢フィールドにて「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」が開催されました。このイベントは、キリンホールディングス株式会社と公益財団法人日本サッカー協会が共同で主催したもので、年齢、性別、サッカー経験の有無にかかわらず、誰もが楽しめるウォーキングフットボールを通じて、家族や仲間との絆を深めることを目的にしています。

今回で6度目の開催となるこのイベントには、0歳から80代までの284名が参加。主催者側からの思いにもあるように、「家族がチームになる日」をテーマに、多世代が一つのボールを囲んで楽しくプレーしました。

満員の観客とサッカー日本代表

この日、特別ゲストとして参加したのは、AFCアジア予選を突破した「SAMURAI BLUE」から遠藤航選手、鈴木彩艶選手、元サッカー日本代表の森脇良太さん、柏木陽介さんです。彼らは、参加者との一緒になってプレーし、約1,700人以上がこの取り組みに参加してきた過去の実績を踏まえ、さらに多くの笑顔を生み出すことを目指しました。

ゲスト選手たちは、参加者から「家族でサッカーができることが楽しかった」との声を受けたり、遠藤選手は「今日は参加者全員が笑顔で楽しめる一日を作りたい」と挨拶しました。やはりプロ選手との交流があることで、参加者のモチベーションも一層高まったと感じられます。

ウォーキングフットボールの魅力

イベントの形式は、5人制のゴールキーパーなしのウォーキングフットボール。これにより、身体的負担を軽減しつつ、誰でも楽しめるサッカー体験が実現されました。このゲーム形式により、参加者が「ナイスゴール！」の掛け声をあげる様子や、チームパフォーマンスなど、笑顔溢れる瞬間がたくさん見られました。

ある80代のおじいちゃんは「孫たちとサッカーができて嬉しいと語り、若者と年配の方々が共に楽しむ姿は本当に見応えがあったと述べました。さらに、14歳の少年も「家族みんなが一緒にプレーできる機会はなかなかないので、こういったイベントが広まることを願っています」と感想を寄せました。

イベントを通じて生まれる絆

参加者の中には、家族三世代で参加するチームもあり、笑顔と共に楽しみに満ちたパフォーマンスが披露されました。特に、鈴木選手は「ウォーキングフットボールは初めてでしたが、皆さんとの交流を深められる良い機会になりました！」と印象に残る言葉を発しました。森脇さんは、「サッカーを通じて、世代を超えた絆が生まれる瞬間を体験できたことがとても素晴らしい」と語りました。

参加者へのサプライズ

イベントのクライマックスでは、ゴールパフォーマンス賞の発表があり、見事なパフォーマンスを披露したチームには特別な贈り物が贈呈されました。多くの笑顔が交わる中、JFA専務理事の湯川和之氏は「サッカーを通じて皆さんとの絆を感じることができました。今後もこのようなイベントを続けていきたい」と締めくくりました。