株式会社ジール、D&I AWARDで2年連続「アドバンス企業」に選出
デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する株式会社ジールが、2025年のダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を評価する「D&I AWARD」にて、昨年に引き続き「アドバンス企業」として認定されました。この認定は、ジールがD&Iの取り組みにおいて先進的な企業であることを示すものであり、特に社内の風土や制度が注目されています。
D&I AWARDとは
「D&I AWARD」は、2021年度から始まった日本最大規模の認定制度です。企業のD&Iへの取り組みが、「ジェンダー」「LGBTQ+」「障害」「多文化共生」「育児・介護」の5つの項目において評価されます。また、評価基準は「行動宣言」「教育・理解促進」「人事制度」「コミュニティ」「働き方」という5要素から成り立っています。アドバンス企業に選出されることで、D&I推進のロールモデルとしての役割を持つ企業として高く評価されます。
ジールのD&Iへのアプローチ
ジールでは、全ての社員が多様な背景や価値観を受け入れ合うことを目指し、以下のような具体的な取り組みを行っています。
育児・介護休業制度の充実
育児休業は満3歳まで取得可能であり、短時間勤務や短日勤務の制度も整備されています。さらに、介護休業制度を導入し、男女を問わず制度利用実績があります。また、介護セミナーを通じて、利用者が気軽に相談できる環境を提供し、社員の負担軽減に寄与しています。これにより、特に男性社員の育児休業取得が増えてきている点も注目です。
障がい者雇用の推進
ジールは、パラアスリートの雇用に積極的です。パラアスリート社員は、自らの競技活動を行いつつ、人事部での業務も担当しており、社内コミュニケーションの活性化にも貢献しています。また、壮行会や応援イベントを通じて、社員とパラアスリートとの交流を深め、障がい者への理解を促進しています。
定着支援と相談窓口
障がい者の雇用においては、定期的なアンケートや面談を通じた支援も行われています。また、D&Iに関する相談窓口を設け、社員がいつでも気軽に相談できる環境を整備しています。これは、市場経済の変化に対応した柔軟な働き方を実現するための取り組みでもあります。
今後の展望
ジールは、データ活用において30年以上の経験を活かし、企業のDX実現に向けてさらなる努力を続けていきます。全ての人がデータを活用し、その恩恵を受けられる社会の実現に向けて、引き続き挑戦を続けることでしょう。
会社概要
株式会社ジールは、DX構想策定やデータ基盤の構築、AIを活用したデータ利用支援など、多岐にわたるサービスを提供しており、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。社名の由来は、自らの成長とともに顧客企業の成長を促す姿勢を表現したものです。2023年には「株式会社アバントグループ」の100%子会社としてさらなる成長を目指し、企業価値向上に貢献することを誓っています。
最後に
企業文化としてのD&Iの重要性が増す中、株式会社ジールのような先進的な取り組みは、他の企業にとっても大いに参考になるでしょう。エンゲージメントの向上や、企業の持続的成長に寄与するD&Iの実践が、これからのビジネスに必要不可欠です。