2027年卒業予定者が考える初任給の重視度
株式会社学情は、2027年に卒業を予定している大学生・大学院生を対象に、初任給や給与に関する意識調査を行いました。本調査の結果、初任給に対する重視度については、「最優先ではないが重視している」と回答した学生が73.8%に及びました。これは、大学生の約4人に3人が初任給を重要視していることを示しています。
初任給の意義
学生たちの声としては、「奨学金を早く返済したい」という実際的な理由や、「モチベーションのもとになる」という前向きな理由が挙げられています。一方で、「お金も大事だけど、自分のやりがいが一番大事」との意見も聞かれます。収入の高さが重要であることは間違いないですが、自分に合った仕事と給与のバランスが最も求められています。
やりたい仕事と給与の優先度
次に、「給与の高さ」と「やりたい仕事」との優先度についても質問しました。「給与は低いが、やりたい仕事」との選択肢が31.5%で最多となり、合わせて「どちらかと言えば」を含めると、57.0%の学生が「やりたい仕事」を優先すると回答しています。これは、給与よりも自分の選ぶ分野での達成感や成長を重視していることを表しています。
理想のキャリアを求める学生たち
学生たちは口を揃えて、「給与は高いが、やりたくない仕事」という選択肢に対して懸念を持っています。「やりたくない仕事だと幸福度が下がる」との意見や、「心身を壊すことになったら本末転倒」との指摘があり、実際に自分の体験から導いた考えが根底にあるようです。この状況は、長期的な視点でキャリア形成を考えている生徒が多いことを示しています。
調査の概要と背景
当調査は2025年11月11日から26日まで行われ、スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」の利用者149名から有効回答を得ました。これにより、新卒の初任給が企業の採用戦略に与える影響や、学生自身が何を求めているのかが如実に浮かび上がりました。
最近では、優秀な人材を確保するために企業側が初任給を引き上げる動きがあります。職種や能力に応じた給与体系が導入されるなど、学生の価値観に応える企業も増加中です。
学情の企業概要
株式会社学情は、東京都中央区に本社を置き、東証プライム上場企業として知られています。2004年から「20代通年採用」を提唱し、会員数280万人を誇る転職サイト「Re就活」など、若手向けの採用支援サービスを展開しています。合同企業セミナーなどのイベントも手掛け、多様な人材採用サービスを提供し、特に若手のキャリア形成サポートに重きを置いています。
このような調査結果により、2027年に学校を卒業する学生たちのキャリアに対する意識が今後どのように変化していくのか注目が集まります。