ダイセーロジスティクスとライフサポート・エガワの新たな挑戦
2024年3月から、ダイセーロジスティクス株式会社(本社:東京都文京区、代表:田浦辰也)と株式会社ライフサポート・エガワ(本社:東京都足立区、代表:江川哲生)が、相模原ハブセンター及び一宮ハブセンターでの協業をスタートします。この取り組みにより、両社は物流の効率を大幅に向上させることを目指しています。
背景
今まで両社のトラックが同じメーカーや配送先に向かうケースがあったため、配送効率が低下していました。そこで、共同配送を行うことで、積載率や時間的効率を高める狙いがあります。また、物流業界が直面している2024年問題に対しても、この協業が有効であると期待されています。
ハブセンターの活用
相模原ハブセンターでは広域配送網を活用し、一宮ハブセンターでは両社の隣接区画を利用して共同配送を展開します。特に両社が主力とする「お菓子の共同配送」においては、お互いの配送網やアセットを最大限に活かすことが実現し、効率的な配送が可能となります。
共同配送のメリットは、複数の荷主から預かった荷物を一つにまとめて同じ地点へ配送するため、取り扱う顧客数が増えることによって、全体の効率を向上させることにあります。今回の協業によって、両社の取り扱う顧客が増え、従来以上の積載効率の向上や配送の効率化が期待されています。
それぞれの企業の特色
ダイセーロジスティクス株式会社
ダイセーロジスティクスは関東を基に全国に29の自社倉庫を持ち、企業の調達から物流まで多様な供給活動をつなぐ事業を展開しています。扱う商品の範囲は、包装資材やお菓子、アパレル用品など多岐にわたります。また、冷蔵や定温管理も行い、在庫管理や流通加工、梱包などさらに付帯サービスも提供しており、総合的な「ロジスティクス・ソリューション」を実現しています。
株式会社ライフサポート・エガワ
ライフサポート・エガワは、社会のニーズに適応しながら持続可能な経営を追求している企業です。主力サービスである「お菓子の共同配送」は、全国供給配送網を通じて複数の荷主企業の商品を効率的に届ける点で、大きな強みを持っています。また、社会課題解決にも積極的に取り組む姿勢を見せています。
まとめ
この協業は、両社にとって新しい物流モデルの確立を目指すものであり、多様な顧客ニーズに応えるための一歩です。今後、より効率的な配送体制を実現し、物流業界での競争力を一層高めていくことが期待されています。