北欧の思想と水田体験で描く新しい人生
2026年5月23日から24日までの2日間、茨城県の稲敷市にある古民家と有機水田を舞台に、「キャリア再設計リトリート」が開催されました。このプログラムは、株式会社クオリティ・オブ・ライフと一般社団法人産学協働人材育成コンソーシアムが共催し、参加者が自らのキャリアや生き方を見つめ直す貴重な機会を提供しました。
プログラムの背景と目的
このリトリートは、デンマークの「フォルケホイスコーレ(人生の学校)」の思想に根ざした対話と、アグリカルチャルウェルビーイングという考え方の組み合わせによって実施されました。参加者にとって、農作業や自然との関わりを通じて、自身の人生やキャリアを広い視野で再定義することを目指しました。
アンケート結果に見るプログラムの効果
参加者に対して実施された効果検証アンケートの結果、全員が「生き方をより広い視野で考えるようになった」と回答しました。このことから、農・自然体験や対話を通じた内省が参加者のキャリア認識にポジティブな影響を与えたことが明らかになりました。
特に、キャリア安定層では納得感が高まり、現在のキャリアをより自信を持って受け入れる一方、キャリア転換中の参加者は新たな自己の模索や、不安定な感情に対する認識が深まったようです。これにより、プログラムがキャリアのトランジションにおいて重要な役割を果たしたと考えられます。
リトリートの具体的なプログラム内容
第1日目: 自己解放と身体性の回復
リトリートの初日は、社会構造の変化と北欧の文化を背景にした対話ワークショップを行いました。また、有機水田での体験を通じて、泥の触感を感じることで参加者は自らの身体感覚を再発見しました。夜には、焚火を囲みながら地元農家の体験談を聞き、デンマークとオンラインで結びつく対話を実施しました。
第2日目: 未来への構想と行動計画
2日目は、自分の今後のキャリアについて考えるワークショップを行いました。レゴを使用して未来の自分を可視化し、具体的なアクションプランを策定することを目指しました。参加者は「3ヶ月後の自分への手紙」を執筆し、明確な目標設定に繋げることができました。
参加者の反応と今後の展望
参加者からは、「自分を見つめ直す良い機会になった」「農体験が自分の視野を広げる手助けになった」という声が寄せられており、プログラムの有効性が示されました。今後も、会場となった古民家や地域の農業体験を活かし、ミドル・シニア層のキャリア自律やウェルビーイングを向上させるプログラムを継続的に展開することが期待されています。
お問い合わせ
本リトリートプログラムに関する詳細や今後の開催については、株式会社クオリティ・オブ・ライフまでお気軽にお問い合わせください。電話: 050-3201-6751, メール:
[email protected]。