名古屋市で進行中のDIYプロジェクト
名古屋市名東区のアーバンラフレ虹ヶ丘南で進行している新しいリノベーションプロジェクトが注目を集めています。このプロジェクトは、クリエイターの柴田麻衣子さんが関与しており、DIYer(s)が提案する北欧風のデザインが特徴です。特に、デンマーク語の「HYGGE(ヒュッゲ)」というコンセプトを基にした、温かみのある空間作りが魅力となっています。
HYGGEとアウトドア感
このモデルルームのキーワードである「HYGGE」は、他者とのつながりが生み出す温もりや居心地の良さを表しています。室内でも、あたかもアウトドアでピクニックを楽しんでいるかのような感覚を実現するために、工夫が施されています。特に、冬が早く訪れるデンマークにおいては、室内でアウトドアの雰囲気を楽しむことが重要視されており、名古屋でもそのアイデアを取り入れています。
壁面のアレンジメント
通常、団地などの賃貸住宅では、壁面に装飾を施すことが難しいという現状があります。しかし、DIYer(s)のアプローチでは、木材を使った新しい壁面のデザインを施すことで、この問題を解決。ナチュラルな木目の壁が、部屋全体に温かみを与えると同時に有孔ボードを使用したレイアウトが可能になるため、インテリアの自由度が大幅にアップします。また、掛け時計や植物、収納スペースを設けることもでき、実用性と美しさを兼ね備えた空間が展開されます。
柴田麻衣子さんの創意工夫
柴田さんは、Flying Tiger Copenhagenの製品を取り入れることにも注力しており、特にトートバッグやマフラーといった商品をアレンジして新しいアイテムに変身させることも視野に入れています。それにより、インテリアに遊び心を加えることができるのです。実際にどのようなアイテムが出来上がるのか、次の発表が待ち遠しいところです。
限定公開のモデルルーム
現在、部屋の一部はDIYer(s)によって限定公開されており、壁面装飾やライトアップされたガーランド、カトラリー型のデザイン時計など、ユニークな要素が取り入れられています。これらのアイデアは、DIYならではの利点を活かしたものです。
プロジェクトの詳細
このプロジェクトは、DIYer(s)が中心となり、UR都市機構及びFlying Tiger Copenhagenを運営するZebra Japan株式会社との連携によって進められています。完成したリノベーションモデルルームは、2016年9月29日より一般公開され、北欧の生活スタイルが体験できる場所となっています。
モデルルームの詳細情報
- - 所在地: 愛知県名古屋市名東区植園町2-1
- - アクセス: 名古屋市営地下鉄東山線「星ヶ丘」駅から徒歩13分
- - 間取り: 2LDK(60.65㎡)
このように、名古屋市名東区で進行中のリノベーションは、HYGGEの理念に基づきながら、DIYの楽しさと北欧スタイルを取り入れた新しい住まいの形を提案しています。今後の進展が楽しみです。