大田区に新たな魅力を！無人食品販売「やすいさんとこ」オープン

2024年11月2日、東京都大田区池上に全国旅グルメをテーマにした無人食品販売所「やすいさんとこ」がグランドオープンする。この取り組みは、Penta-C株式会社の運営と大妻女子大学の学生たちのコンサルティング体験が組み合わさったユニークなプロジェクトとして注目を集めている。

Penta-C株式会社は、次亜塩素酸水の製造・卸・販売を行っており、コロナ禍の中で地域活性化の重要性を実感し、無人食品販売所の開業を決断。それに伴い、坂本コンサルティング株式会社に支援を依頼。坂本裕樹代表は、大妻女子大学の学生たちに現実のビジネス環境を体験させるため、コンサルティングを通じて学生のアイデアを活用し、地域支援に繋げる取り組みを進めている。

プロジェクトの進行は、わずか2ヶ月という短期間で行われた。開業日までの限られた時間の中で、学生たちは学業やアルバイトに追われながらも、無人販売所の独自性を考え出す必要があった。坂本社長は、遊び半分ではなく、学生たちの成長を促しながらもお店の成功が最優先であることを念頭に置いていた。

「やすいさんとこ」という店名には、地域の人々に愛されるお店を目指す思いが込められている。安居社長が飼っている3匹の愛猫をモチーフにしたロゴも特徴的だ。学生たちは、訪問客が楽しく、安心して買い物できる空間を作り上げるために、地域の人々がどのような気持ちで買い物をするかを徹底的に考え、その中で「やすいさんとこ行こー！」と思ってもらえるような雰囲気を醸し出すことを目指した。

また、学生たちは初めての食レポ体験にも挑戦。無人販売所ならではの商品の説明不足の解消を目的として、店舗を訪れるお客さまが安心して商品を購入できるよう工夫している。坂本コンサルティング株式会社のラジオ番組での食レポを参考にしながら、選び抜かれた商品を紹介するスタイルで設計した店内は、買い物の楽しさを大いに感じさせるものだ。

開業に向けては約50種類の商品ラインナップを取り揃え、セルフレジの使い方をわかりやすくするための手作りPOPも準備している。安居社長は地域の人々にこのお店を愛してもらえるよう、多くの案内を行い、オープン当日は多くの人々に足を運んでもらえることを心待ちにしている。

坂本コンサルティング株式会社の坂本社長も、自身のプロジェクトに参加した学生たちの成長を称賛し、彼らの頑張りを心から評価している。この新しい取り組みを通じて、学生たちは実社会での貴重な経験を得ることができた。地域の人々が「やすいさんとこ」で全国旅グルメを楽しみ、笑顔あふれる場所になることを期待している。

無人食品販売所「やすいさんとこ」は、地域の人たちにとって新たな出会いや発見をもたらすことでしょう。ぜひ、足を運んでその魅力を体感してみてください。心温まるお店づくりは、学生たちの熱意と地域への思いから生まれています。これからの伸びしろを期待しつつ、オープンを心よりお祝い申し上げます。

オープンの詳細や商品ラインナップについては、今後SNS等で随時発信していく予定です。ぜひ、公式Twitterをフォローするなどして、最新情報をキャッチしてください！