バイブゾーンが来日
2024-04-23 18:32:04
サムスンの社内ベンチャーが日本で新たな音楽体験を提供へ
サムスンの社内ベンチャーが日本市場に進出
18年連続でテレビの世界シェアトップを維持するサムスン電子の社内ベンチャー、株式会社バイブゾーンが、日本国内での展開を本格化させるため株式会社RootDivisionと契約しました。これは、音楽コンテンツの楽しみ方に革新をもたらす動きとして注目されています。
バイブラリーの新たな可能性
バイブゾーンが運営する「vibrary」は、アーティストの映像や写真などを楽しむためのグローバルなアーカイブ・プラットフォームです。このプラットフォームは、AI技術を駆使してメタデータの抽出やデータ処理、タギング技術の進化を実現しており、さまざまな情報を繊細に分析し、ユーザーが求めるコンテンツを正確に検索できる仕組みを搭載しています。
2021年のリリース以来、バイブゾーンは東南アジアやヨーロッパ、アメリカを中心にサービスを拡大し、2023年には100万人以上の加入者を獲得しました。今後、日本市場においてもこのパートナーシップを通じて、vibraryの利用者が増えることが期待されます。
サムスンとの連携でさらなる展開
バイブゾーンは、サムスン電子と契約し、2024年からサムスン・スマートTVに「vibrary」を基本搭載することが確定しました。これにより、約1億台のスマートテレビにコンテンツを供給する機会が生まれ、さらなるユーザー拡大を目指す戦略が進行中です。
デジタルLPアルバムの導入
また、バイブゾーンは新たにデジタルLPアルバムの取り扱いを開始しました。このアルバムはアクリル製で、アーティストのメモリアルアートボードをレコードサイズで表示できる点が特徴です。さらに、NFC(近距離無線通信)機能を搭載しており、スマートフォンをアルバムにタッチすることで簡単に音楽や映像を楽しむことができます。
今後、このデジタルLPアルバムを利用した多くのアーティストとのコラボレーションが予定されており、新たな音楽体験を提供する展開が期待されます。バイブゾーンの技術力とアーティストのクリエイティビティが融合することで、より多くの人々に新しい楽しみ方を届けることが可能となります。
最後に
RootDivisionが正式にバイブゾーンの日本エージェントとして機能することで、今後、日本国内での「vibrary」やデジタルLPアルバムの展開が進み、多くのユーザーに新しい音楽コンテンツの楽しみ方を提供できるようになるでしょう。音楽とテクノロジーの融合が生み出す未来に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Root Division
- 住所
- 神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-1アイクロス湘南 5F
- 電話番号
-
0466-96-0217