ヌーラボが挑む新たな挑戦「Nu Source」
福岡に拠点を置く株式会社ヌーラボは、その新規事業創出プログラム「Nu Source」の第一期公募を終了しました。このプログラムは、社内外から事業アイデアを募り、新たなビジネスの種を育てることを目的としています。2025年6月30日までの公募期間には、35件の応募が寄せられ、その中から3件が概念実証(PoC)のフェーズに進みました。
Nu Sourceのミッション
「Nu Source」は、ヌーラボのブランドミッションである「創造を易しく楽しく」という理念を体現しています。新たな事業アイデアを生み出すために、イベントや説明会を通じて多くの応募者と出会い、コミュニケーションが生まれました。アイデアが形になる過程で、関与者どうしの連携が重要な要素となっています。
今期の成果
第一期を通じて進められたPoCのプロジェクトには、ヌーラボのスタッフによる伴走支援が行われ、参加者が事業化に向けたステップを踏むための支えとなっています。シカジロ合同会社代表の渡辺慎二郎氏は、ソロプレナーとしての挑戦の際に、Nu Sourceが提供するプログラムの特筆すべき環境を評価しました。通常の資金援助だけでなく、積極的なサポート体制により、一人からでも挑戦しやすい環境が整っています。
次なるステップ
今後は、テクノロジーを駆使したアイデアの募集を続け、2030年までに3つの革新的な製品の創出を目指すとしています。第二期の募集は9月中旬から開始予定で、それに向けた説明会や個別相談会も実施されています。
参加者の声
参加者の伝えた想いは、プログラムの実績がいかに多くの人々の心に響いたかを物語っています。渡辺氏は、Nu Sourceについて「単なる投資ではなく、一緒に頑張りましょうという姿勢に本当に感謝しています」と述べています。これは、企業が目指すイノベーション作りにおいて、心強い味方となるでしょう。
ヌーラボのサービス
ヌーラボは、多様な職種のチームが共通の目標に向けて自律的に活動できるよう、さまざまな「チームワークマネジメント」のサービスを提供しています。彼らの提供する主なツールには、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」があり、20周年を迎えたことも特筆すべきポイントです。
他にも、オンラインホワイトボードツール「Cacoo」や情報セキュリティを強化する「Nulab Pass」など、多岐に渡るサービスで企業の生産性を向上させる多彩な取り組みを行っています。
株式会社ヌーラボの情報
会社所在地は福岡県福岡市中央区大名、東京と京都にも事務所があります。代表の橋本正徳がリーダーシップをとり、ヌーラボはその独自のサービスを通じて、日本国内外でさらに成長を続けています。
ヌーラボ公式サイト
今後の「Nu Source」の動向に注目し、新たなビジネスがどのように育っていくのかを期待しましょう。