埼玉で小中学生向けアントレプレナーシップ教育プログラムを開催！

埼玉で小中学生向けアントレプレナーシップ教育プログラムを開催

2025年12月13日、埼玉県さいたま市にある「渋沢MIX」で、株式会社SAIL主催の実践型アントレプレナーシップ教育プログラム『ジュニア起業チャレンジ！アドバンス』が開催されました。このイベントは、埼玉縣信用金庫の協賛を受け、よりリアルな経営体験を提供することを目指しました。

参加者の熱気あふれる体験

当日は小学5年生から中学1年生の約50名が参加。彼らは自分たちが考えた事業アイデアをもとに、商品開発や事業計画、プレゼンテーションを行うことに挑戦しました。特に感じられたのは、参加者たちの「自分にもできるかもしれない」という実感—自己効力感が芽生えていく様子でした。

プログラムには融資面談が組まれており、金融機関との信頼関係を築くための実践的な体験も盛り込まれていました。この面談では参加者たちが自分の事業をどのように売り込むか、具体的な数字や根拠を示すことを求められ、緊張感を持ったやり取りも展開されました。終了後には「もっとやりたい」「次は商品化まで進めたい」という声が上がり、会場は熱気に包まれました。

アントレプレナーシップの重要性

今日の社会は、ただ知識を単に吸収するだけでは生き残れない時代です。子どもたちが自分で課題を見つけ、仲間と協力しながら失敗を経て学ぶ力—これこそが求められています。『ジュニア起業チャレンジ！アドバンス』は、このような起業家精神を育むために設計されており、短時間での体験を通じて、子どもたちに新たな可能性を知らせる場となっています。

今後の展開と継続的なサポート

SAILは、この成功を一過性のものとせず、地域の持続可能な人材育成を推進するために、協賛企業や自治体とのさらなる連携を強化する意向です。地域の教育機関と協力し、自治体の地域課題を題材にしたプログラムも予定しており、企業の社会的責任（CSR）への貢献もでる模索します。特に気になるのは、地域の教育・人材育成のモデルを広めるための広報支援です。

また、アントレプレナーシップの学びを深めるための場所「LIGHTHOUSE」も設けており、子どもたちの起業アイデアを実践的に支援する体制を整えています。2026年3月には、実際に商品化・販売まで進めるための販売会も予定されており、この機会が子どもたちにとって大きな学びの場となることでしょう。

協賛・連携の案内

この教育プログラムに興味のある企業や団体、自治体に対し、協賛や連携のメニューを用意しています。たとえば、企業名を冠した賞の設置や、審査員としての参加も可能です。地域の次世代を育てるために、興味のある方はぜひご連絡ください。

今後も埼玉県において、子どもたちが自らの手で未来を切り開く力を育てるイベントや活動が行われていきます。彼らの挑戦が地域に新たな風を吹き込むことを期待しています。