ハッシャダイ、一般社団法人HASSYADAI socialを設立
株式会社ハッシャダイが新たに設立した一般社団法人HASSYADAI socialは、若者のキャリア教育や支援に力を入れています。特に、最終学歴が中卒や高卒の18歳から24歳の若者たちに対して、彼らが自分の人生を自分で選択できる能力を育むことを目的にした活動を行っています。
設立の背景
ハッシャダイは2019年に「ハッシャダイスクール」を立ち上げ、全国120校で約40,000人の若者に教育プログラムを提供してきました。この活動を通じて、早期のキャリア教育がいかに重要であるかが実感され、さらなる支援の手が必要とされるとの考えから、HASSYADAI socialが誕生しました。
同団体は、社会全体の「選択格差」を是正することを目指しており、全国に存在する高校、中学校、少年院、児童養護施設などで活動を展開する計画です。これにより、若者たちが自らの選択肢を広げ、人生を豊かにする機会を増やしていきます。
目指す vision
HASSYADAI socialの核心にあるビジョンは、「すべての若者に自分の人生を自分で選ぶ力を」というものです。この理念のもと、特に以下の三つの課題を解決することに挑んでいます。
1. 生まれた環境によって生じる教育格差
2. 意思のない選択からくる進路のミスマッチ
3. 社会全体に広がる自己決定に対する意識の低さ
今後の活動計画
今後、HASSYADAI socialは以下の活動を行う予定です。
- - 年間を通じてキャリア教育プログラムを教育機関に無償提供
- - 大学、研究機関と連携し、プログラムの効果を測定
- - 若者に関わる大人への啓蒙活動や教育支援
- - 企業と連携した独自のプログラムの開発
これらの活動を通じて、教育格差を少しでも解消し、選択肢を広げていくことが期待されます。
理事のプロフィール
このプロジェクトを牽引する理事たちには、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが揃っています。
勝山恵一 (代表理事)
1995年生まれ。ハッシャダイの創立メンバーであり、ヤンキーインターンの立ち上げや教育カリキュラムの開発に尽力してきました。社会問題に対する意識が強く、次世代の若者を育成するために活動を続けています。
三浦宗一郎 (理事)
愛知県豊田市とトヨタの訓練校に進学した後、トヨタ自動車で働いていましたが、内閣府の日本代表として活動し、世界を旅する経験を持つ。教育の重要性を認識し、若者の潜在能力を引き出す活動に従事しています。
上田祥子 (理事)
高校教員としての経験を経て、SDGsに関連した教育実践に注力。学生の進路支援や、教育の重要性を伝える活動を行っています。
松田悠介 (理事)
体育教師の経歴を持ち、教育政策に貢献してきた。深い経験を基に、特に困難な状況にある若者の支援に傾注しています。
メッセージと寄付のお願い
勝山代表理事は、「出会う人や環境によって人生は大きく変わる」と語り、可能性に満ちた若者たちへの支援の意義を強調しています。また、HASSYADAI socialの活動は、皆様の寄付によって支えられています。教育格差を是正し、すべての若者に教育の機会を届けるために、引き続きの支援を呼び掛けています。
寄付先:
HASSYADAI social寄付ページ
HASSYADAI socialは、全ての若者が自分の人生を自ら選択できる社会が実現することを目指して、様々な活動を展開しています。今後の展望にも注目です。