岡山大学が「複文研究への展望」でオンライン講演会を実施
国立大学法人岡山大学(所在地:岡山市北区)の文学部では、2024年12月21日(土)13:00から、オンライン形式で学術講演会「複文研究への展望―奥田靖雄の文論II―」を開催します。この講演会は、昨年度の「後期奥田言語学の構想」に続き、複文研究に重点を置いた内容です。
講演会の概要
この講演会では、奥田靖雄の文論研究を位置づけながら、複文研究の重要性とその意義について多角的に探求します。1980年代後半に行われたこの研究は比較的新しいもので、これまであまり知られていませんでした。今回は、ひつじ書房から出版された『日本語文法・文論(複文研究資料編)』を基に、その内容を紹介し、さらに奥田の複文研究の先駆性について議論します。
プログラム
宮崎和人(岡山大学)
- - 13:10〜13:30 書籍『日本語文法・文論(複文研究資料編)』の紹介
佐藤里美(言語学研究会)
- - 13:30〜13:50 戦後における日本語構文論研究の展開と奥田靖雄について
山東功(大阪公立大学)
- - 13:50〜15:10 奥田靖雄における文論研究
工藤真由美(大阪大学名誉教授)
- - 15:20〜15:35 連文・複文・単文・語構成
小林英樹(群馬大学)
- - 15:35〜15:55 主体の論理・客体の論理をめぐって(韓国語の観点から)
鄭相哲(韓国外国語大学)
- - 15:55〜16:15 質疑応答
- - 16:15 閉会
参加費は無料で、興味のある方はぜひお申し込みください。申込締切は2024年12月14日(土)です。参加希望者にはZoom会議のURLとID、パスワードが後日送付されます。
申込方法
参加希望の方は、下記のリンクからお申し込みください。
申し込みフォーム
また、本講演会は岡山大学文学部現代日本語学教室が主催しています。
お問い合わせ先
岡山大学 学術研究院 社会文化科学学域(文)教授 宮崎和人
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1
E-mail:k_miya◎okayama-u.ac.jp(◎を@に置き換えてください)
興味深い研究発表が行われるこの機会に、多くの方の参加を期待しています。学術的な観点から新たな知識を得る絶好のチャンスですので、どうぞお見逃しなく。