大阪市内初のソーシャルアパートメント「TERMINALS新大阪」が2025年開業
グローバルエージェンツとJR西日本グループによる共同プロジェクトが遂に動き出します。2025年8月9日、大阪市内に新しいライフスタイルを提供するソーシャルアパートメント「TERMINALS新大阪」が開業予定です。これは、大阪府内で初となる試みであり、すでに全69室のうち約8割が成約済みという好調な滑り出しを見せています。
ソーシャルアパートメントとは?
「ソーシャルアパートメント」は、個室に加え、居住者同士が交流できるラウンジや作業スペースといった共用施設を備えた新しい住居形態です。従来の賃貸物件とは異なり、個人のプライバシーを保ちつつ、他の入居者との繋がりも重視したスタイルが特徴です。また、全体の平均年齢は31.8歳と若い世代が多く、交流が活発に行われる環境が整っています。
新大阪の立地とアクセス
「TERMINALS新大阪」は、新幹線の停車駅である「新大阪」駅から徒歩20分、また最寄りの地下鉄「西中島南方」駅まで徒歩9分の距離に位置しています。これにより、通勤通学や旅行の際にも非常に便利なロケーションです。また、「南方」駅や「十三」駅にも徒歩15分以内でアクセスできるため、多様な移動が可能です。メインの目が「寄る道」での交流を促進し、居住者が共用スペースで活発に交流できる仕掛けが整えられています。
新たなライフスタイルの提案
このプロジェクトでは、業務提携を結んだJR西日本とグローバルエージェンツが、地域の魅力向上を図る新たな施設作りを目指しています。「TERMINALS高槻」や「TERMINALS茨木」に続く第三弾プロジェクトとして注目されています。家賃は51,000円から71,000円までと比較的リーズナブルで、多様な居室タイプが用意されているため、入居者のライフスタイルに合わせた選択が可能です。
移住者の多様性
開業を目前に控え、すでに55室が成約された背景には、多様な入居者の存在があります。約3割は関西圏外からの移住者で、特にフルリモートワーカーやフリーランスが多く、彼らは新大阪の便利な立地を活かしてリモートワークを行っています。このことは、従来の「会社が近い」という概念から一歩踏み出し、「自宅で快適に働ける環境」を重視するようになった現代のトレンドを反映しています。
フルリモートや自由な働き方が当たり前になりつつある現在の社会では、自宅での作業環境の充実度や、住環境の質が人々の生活の質を大きく左右しています。そのため、TERMINALS新大阪のようなソーシャルアパートメントは特に若い人々を中心に需要が高まっています。
まとめ
「TERMINALS新大阪」は、住居だけではなく、“人との繋がり”も大切にした新しい居住スタイルを提案します。2025年の開業を心待ちにしつつ、今後の動向に注目しましょう。新たな「職住近接」の形を模索する方には、ぜひお勧めしたい物件です。