コロンビアで開催された日本とコロンビアのスタートアップ交流イベント
2024年7月25日、コロンビアのボゴタにおいて、スタートアップ企業と投資家を対象としたミートアップイベント「Colombia Japan Startup Forum」が開催されました。このイベントには、スカイライト コンサルティング株式会社が協賛し、代表の羽物俊樹氏がパネルディスカッションに参加しました。
イベントの概要
今回の「Colombia Japan Startup Forum」は、B Venture CapitalとUniandinos(ロスアンデス大学卒業生協会)の共催により実施され、取り上げられたテーマは、日本とコロンビアの起業家や投資家が集まり、自国のアイデアやビジネスモデルについてプレゼンテーションを行うという交流の場でした。会場は多くの参加者で賑わい、日本への関心の高さが伺えます。
羽物代表は、以下の二つのパネルに登壇しました。
日本のDXと課題
まず一つ目のパートでは、株式会社モンスターラボホールディングスの代表取締役社長、鮄川宏樹氏やB Venture Capitalの中山充氏と共に、日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)の現状や現われる課題について活発に議論を行いました。このセッションでは、日本のビジネス環境におけるデジタル化の進展と、それに伴う課題について深く掘り下げられる内容となりました。
オープンイノベーションの重要性
次に、コロンビアの4名の登壇者たちと共にオープンイノベーションの取り組みについて意見を交わしました。羽物氏は、特に仙台市での防災テックの取り組みを紹介し、オープンイノベーションの具体例として挙げました。地元の企業がどのように連携し、新しい価値を生み出しているのか、参加者たちに興味を持って受け入れられていました。
スカイライトの事業展開
スカイライト コンサルティングは、日本と海外のイノベーションをつなぐグローバル・オープンイノベーションを推進しています。これは、日本の企業が海外のベンチャー企業と連携し、新たな技術やサービスを展開することを目指すものです。スカイライトの仲介により、海外企業が日本市場に参入することも支援しています。自社の事業展開にも力を入れ、海外スタートアップへの投資を積極的に行っています。
具体的な事業としては、関係会社のZARIBEE Kenya Limitedがナイロビで「Rent to own」型のバイクレンタルビジネスを運営し、また、子会社のSKYLIGHT Five Consultoria Esportiva Brasil Ltda.はブラジルのサンパウロでプロサッカー選手の育成チームを運営しています。これらの活動を通じて、スカイライトは新たな価値の創出と地域経済の活性化に貢献しています。
B Venture Capitalの活動
B Venture Capitalは、中南米地域における社会問題の解決を目的として、テクノロジーを駆使したスタートアップやベンチャーに対する投資支援を行っています。2021年からスカイライトとは提携し、共にグローバル・オープンイノベーションを推進する重要なパートナーシップを築いています。
これまでに、ブラジルのサンパウロやコロンビアのボゴタ、メキシコシティで開催されたミートアップイベントでは、地域の投資家や起業家が集まり、さまざまなアイデアの交流がなされています。
会社概要とお問い合わせ
スカイライト コンサルティング株式会社は、東京都港区に本社を構え、2000年に設立されました。代表取締役は羽物俊樹氏で、詳細な事業内容やお問い合わせは公式ウェブサイトをご覧ください(https://www.skylight.co.jp/)。
本記事を通じて、コロンビアと日本のさらなる関係強化が進むことを期待します。