高知市に新たな障害者雇用拠点を設立
2025年9月1日、パーソルダイバース株式会社が高知県高知市に新たな障害者雇用拠点「高知オフィス」を開設しました。この拠点は、高知県内では2つ目となり、障害者に対する雇用支援をさらに拡充するものです。
高知オフィスの詳細
「高知オフィス」は、高知市はりまや町のAIG高知ビルの3階に位置し、受託サービス統括本部の草深政志マネジャーが責任者を務めます。事業内容は事務アウトソーシングとなっており、障害者が活躍できる環境が整っています。
パーソルダイバースの地方での取り組み
全国で地域連携に取り組むパーソルダイバースは、2021年に高知県四万十町に「高知四万十オフィス」を設立し、ここで障害者雇用の先駆けとなる活動を行ってきました。すでに15名の障害のある社員が在籍し、グループからの受託業務や地元農業の支援など、さまざまな業務に取り組んでいます。これまでの成功を受け、高知オフィスの設立によって、さらなる雇用機会の創出を目指します。
高知オフィス設立の背景
障害者の雇用率が法定雇用率の引き上げに伴い、雇用機会は拡大していくと見込まれていますが、大都市圏に求人が集中しているため、地方では依然として就労機会が限られています。そこで、パーソルダイバースは高知県との間に事業進出協定を締結し、地域での新しい障害者雇用モデルを創出していくことを目指しています。
高知オフィスの未来
高知オフィスは、2025年10月1日から本格操業を開始し、今後3年間で30名の障害者を新たに採用する計画です。この取り組みを通じて、地域の雇用率向上に貢献していくことが期待されています。
働きやすい職場環境の構築
高知オフィスは、これまでの実績を生かして障害のある方が自分らしい働き方を実現できる職場づくりを目指します。地域の自治体や支援機関との連携を深め、持続可能な雇用機会を創出することに取り組んでいます。
まとめ
パーソルダイバースの高知オフィス開設は、地域における障害者雇用の新たな可能性を広げる重要なステップです。これにより、多様な人材が活躍する機会が増え、地域全体の雇用環境が向上することが期待されます。