株式会社matsuri technologiesが、1月22日に開催された「デロイト トーマツ イノベーション サミット 2025 / アントレプレナーサミット・ジャパン」にて、主催のデロイトトーマツベンチャーサポート株式会社と野村証券株式会社が開催した「Morning Pitch Special Edition 2025」で年間最優秀賞を受賞しました。
この特別なピッチイベントは、毎年行われるもので、年間中に登壇したベンチャー企業の中から選ばれたファイナリストがその才能を競い合います。本イベントにおいてmatsuri technologiesは、2024年度に開催されるMorning Pitchで登壇した213社の中から選出された7社のファイナリストとしてピッチを行い、その結果、最優秀賞として輝かしい成果を収めました。
matsuri technologiesの主力製品、ソフトウェアベースの空間価値最大化ソリューションである「StayX」は、空間をフレキシブルに利用できるようにすることを目的としています。このソフトウェアを用いることで、賃貸物件を1泊単位の宿泊施設や短期賃貸施設に変えることが可能となり、より効率的な施設運営が可能になります。たとえば、従来は2年契約でしか貸し出せなかった物件が、StayXによって新たな価値を持つ賃貸物件へと生まれ変わるのです。
StayXの強みは、インターネットを介した集客、リアルタイムでの在庫管理、価格調整、さらにはAIを用いた清掃員の管理にまで及びます。これにより、無人でもスムーズに施設運営が行えるようになり、人口減少による労働力不足の問題を技術の力で解決することが期待されます。matsuri technologiesは、必要な人々に必要な空間を届けることで、社会インフラの新たな形を創造することを目指しています。
また、Morning Pitchは、毎週木曜日の朝7時に実施されているピッチイベントで、ベンチャー企業と大企業のビジネスパートナーシップを促進することを目的にしています。ここでは5社のベンチャーが、約300名のオーディエンスに対して自らの取り組みをプレゼンテーションします。2013年から始まったこのイベントは、2024年12月までに525回以上の開催実績を持ち、2700社以上のベンチャー企業が登壇しています。
matsuri technologies株式会社は、東京都新宿区に本社を置き、2016年に設立されました。代表者は吉田圭汰氏で、主に情報通信業、ソフトウェア開発、住宅宿泊事業、不動産賃貸業を手掛けています。資本金は約1億円で、令和5年2月末時点の数値です。公式サイトは
こちらからご覧いただけます。
このような成果により、matsuri technologiesは、今後のさらなる成長と革新に期待が寄せられています。