高齢者雇用の新たな可能性を探る!
株式会社マイスター60は、2025年6月4日から6日まで東京ビッグサイトにて開催される『ビル建築・管理EXPO 2025』に出展することを発表しました。本社が東京都千代田区に位置するこの企業は、年齢を背番号とする理念のもと、高齢者の雇用創出に力を注いでおり、これまでに9,200名以上の高齢者を支援してきました。参加するブースでは、人材派遣や人材紹介サービスを紹介予定です。
高齢者の力を活かす
現在、マイスター60の派遣スタッフの平均年齢は68.4歳で、70歳以上のスタッフは全体の48%を占めています。これは、年齢に関係なく社会の一員として活躍できる環境を整える試みが実った結果です。また、同社はビル設備管理や建築・土木施工管理に特化した仕事の紹介を行い、特に技術的なスキルを持つシニア人材の活用を進めています。
最近の調査によれば、ビル管理業界における人手不足は深刻で、特にメンテナンスや警備の分野では66.5%の人手不足率が報告されています。このような状況下で、経験豊富なシニア人材の活用が今後の業界の裏方を支えるカギになると考えられています。
具体的な取り組み内容
マイスター60では、スタッフの人材育成にも注力しています。資格保有や講習修了の証明を持つ登録スタッフが多く在籍し、実務経験を活かしながら働くことができる環境を整えています。また、この取り組みはクライアントにとっても安心の要素となり、問題解決能力に優れたスタッフの提供が可能です。
EXPOでは、個別相談も受け付けており、企業側の具体的なニーズに柔軟に対応します。事前予約は不要で、興味のある方はぜひ当日ブースへ足を運んでください。
シニア人材活用の効用
シニア人材を雇用することには多くの利点があります。彼らは豊かな技術知識を持ち、責任感が強く、業務において安定したパフォーマンスを発揮できます。マイスター60の派遣スタッフの平均勤続年数は3.3年であり、これは高い定着率を示しています。また、顧客からは「冷静な対応」と「高いコミュニケーション能力」を評価されています。
さらに、シニアが持つ経験は、若手技術者の育成にも貢献しています。技術の継承を果たすことで、業界全体のスキルを底上げし、長期的な労働力の安定にも繋がります。好循環を生むこのシステムは、業界の発展に寄与することでしょう。
海外の注目も集める
マイスター60の取り組みは国内に留まらず、ドイツ国営放送でも取り上げられました。日本と同様に、シニアの雇用促進が社会課題として注目されており、先進的な取り組みとして評価されています。今後も異なる視点からのフィードバックを通じて、成長を目指していくことでしょう。
社長からのメッセージ
取締役社長の山脇雅彦氏は、会社のビジョンを実現するために、年齢に関わらず多様な人々に活躍の場を提供することが社会に貢献する道であると考えています。マイスター60は、社会のニーズに応じたサービスを展開し、高齢者と企業を結び付けることを通じて、少子高齢化の進展する社会において重要な役割を担っていくことを目指しています。
マイスター60は、今後も高齢者の能力を最大限に活かし、新たな雇用を生み出すというミッションを進めてまいります。皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。